チャールズ国王(75)が前立腺肥大症の治療を受けるため、英ロンドンのプライベート医院に入院した。国王が治療を受けるのは、腹部手術を受けて入院中のキャサリン皇太子妃(42)と同じ医院だ。到着から6時間後、医院のメインエントランスを出たカミラ王妃(76)は、集まった人々に向けて「彼は元気です」と国王が良好な状態であることを伝えた。

バッキンガム宮殿は現地時間17日に声明文を発表し、チャールズ国王が前立腺肥大症と診断され、翌週に治療のため入院すると伝えた

国王の健康状態が公表されるのは異例のことだが、国王は同じ症状を持つ男性達へ検査を受けるように推奨するため、診断結果について公表することを望んだという。

この数時間前には、キャサリン皇太子妃が腹部手術のため英ロンドンのプライベート医院に入院し、今後10日から14日間滞在する予定だと発表したばかりだった。

そして現地時間26日の午前、チャールズ国王が前立腺肥大症の治療のため、病院に到着したことが明らかになった。

国王は英ノーフォーク州にあるサンドリンガムの邸宅に滞在していたが、25日にヘリコプターロンドンの自宅クラレンス・ハウスに戻っていた。

バッキンガム宮殿は26日に声明文を発表し、「国王は今朝、予定されていた治療のためロンドンの病院に入院しました。国王陛下は、この1週間にお見舞いの言葉を送ってくれた方々に感謝を述べています。そして自身の診断結果が国民の健康意識に良い影響を与えていることを知り、大変喜んでいます」と伝えた。

チャールズ国王が入院したのは、キャサリン皇太子妃と同じロンドンのメリルボーン地区にあるプライベート医院「ザ・ロンドン・クリニック」だ。

英メディア『The Sun』が掲載した写真では、同日午前9時頃、医院の前に到着した車両の後部座席から国王が降り立つ場面が写っている。国王はグレーのスーツにネクタイを締め、ロングコートを羽織っている。遠くを見ながら、元気そうな姿で歩いていた。

別の写真では、カミラ王妃が医院の前で男性達と談話する様子が捉えられている。

複数の情報筋によると、チャールズ国王は治療を受ける前にキャサリン皇太子妃の病室を訪れたという。

医院への到着から約6時間後の午後3時頃には、カミラ王妃がボディガードの男性達とともに正面玄関から出てくる姿が目撃された。

『The Sun』によると、王妃は集まった人々に向けて「彼は元気です。ありがとう」とチャールズ国王が良好な状態であることを伝えたそうだ。

チャールズ国王はしばらくの間入院する予定だが、治療の詳細や入院期間などについては明らかになっていない。

画像は『The Royal Family 2023年12月25日付Instagram「This morning The King and Queen and other members of the Royal Family attended a Christmas service at St Mary Magdalene Church in Sandringham.」』『Clarence House 2022年2月3日付Instagram「It was wonderful to be surrounded by creative activities at @trinitybuoywharf today」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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