2026年FIFAワールドカップを共催するアメリカでは、リオネル・メッシを引き入れたMLSが注目度を増している。

吉田麻也が所属しているLAギャラクシーには、山根視来も川崎フロンターレから移籍した。そうしたなか、吉田はTokyo FMで放送されている『吉田麻也の切り替えて行こう!』でこんな話をしていた。

「いよいよ日本人が増えて、僕もとても嬉しいです。

ロサンゼルスは日本人コミュニティも大きいですし、そういう意味でもこれから日本の方々にも日本企業の方にも応援してもらいたいし、色んなことが日本を絡めてやれたらいいんじゃないかなと思いますし。

おそらくチームもそういうことを意図して…もちろん戦力的にもそうですけど、そういうマーケティングのところも意識して選手を獲得していると思うので、これからどういうコラボレーションができるのか楽しみですけども。

そうですねぇ、今回は何て言ったらいいのかな…天皇杯の決勝をギャラクシーのGMと一緒に観に行ったんですけど、僕はもともとは評議委員会選手会長をやっているなかで招待状を貰って行って、その後に次の会長選挙のミーティングがあったので、それも含めて天皇杯には招待してもらったんですけど。

その時はもうギャラクシーは山根にはオファーは出してたと思うんですけど、そこであらためて山根を見てフロンターレを見て優勝したんですけどね、GMとああだこうだ話をしながら、どういう風にチームが考えているかとか、すごく勉強になったなと思います。

ギャラクシーだけじゃなくて、イタリアも、サウサンプトンイギリスドイツもみんな今は日本人を狙ってますね。これは間違いないです。特に若くて速くて前線の選手っていうのを意識していて、色んなチームがそこを狙っているのは間違いないですね。

僕も色んな人に相談されるし、どのクラブに行っても、お前、コネあるだろ、紹介してくれって言われるんですけど、難しいところなんですよ。一選手としては非常に難しいところなんですけど。

まぁどちらにしろ、すでに日本人がいるところに日本人が行くのは、ステップとしてはすごく踏みやすいんじゃないかなと思うので。僕自身もたくさんサポートする機会が増えるだろうし、山根選手にとっても今後チャレンジっていうのはものすごくビッグチャンスで意味のあるじゃないかなと思います。

おそらく川崎フロンターレは近年、いい選手が抜かれていって、苦しい状況にあると思いますけども、同時に選手たちはここ数年ほぼ全部のタイトルを獲ったと思うので、次のステップを踏みたいっていうのは少なからず駆られる衝動だろうと思うし、そこは理解してあげて欲しいなと思います」

昨年12月9日に行われた川崎フロンターレ柏レイソル天皇杯決勝を吉田はギャラクシーのGMと一緒に観戦していたとか。

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山根は30歳のDFだが、日本人の若手アタッカーたちは各国クラブから狙われているとのこと。また、吉田は、日本人が結果を出すことが次の日本人の扉を開くことになるとも話していた。

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