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荒れた天気がようやく収束しつつある今日(27日)の北海道。1月末日までは冬としては割合穏やかに経過しそうですが、2月に入ると上空の寒気の影響で寒さからのスタートとなりそうです。北海道地方の週間天気を解説します。

荒れた天気はようやくおさまる 月末までは冬としては穏やかな天候に

発達した低気圧の影響で今週の北海道は荒れた天気となり、交通機関などに大きな影響が発生しました。今日の道内は日本海側やオホーツク海側で雪が降り、沿岸などでふぶいている所もありますが、今後雪や風はしだいにおさまる見込みです。

今後31日にかけても冬型の気圧配置が続きますが、上空の寒気はそれほど強いものではなく、気温は平年より高めの所が多くなるでしょう。日本海側やオホーツク海側では雪が降ることはあっても、大雪となる恐れは小さい見込みです。ただし、日中の気温はプラスとなる所も多く、これまでに降った雪によるなだれや屋根からの落雪、路面状況の変化などには注意が必要です。

2月は寒さからのスタート

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2月1日になると、上空に寒気を伴った気圧の谷が通過し、北海道付近は冬型の気圧配置が強まる見込みです。札幌や旭川など日本海側では広く雪が降り、ややまとまった降雪量となる可能性があります。

なお、この寒気は3日にかけて上空に居座る見込みです。この期間は函館など道南方面の一部を除き日中の最高気温が氷点下の真冬日となる所が多くなるでしょう。また、冬型の気圧配置時に晴れる確率が高くなる太平洋側の内陸では、朝晩の冷え込みが強まる可能性があります。夜間はもとより、日中でも水道の凍結には十分注意してください。

北海道 31日まで冬としては穏やかな天候 2月は寒いスタートに