黒島結菜と宮沢氷魚の事実婚と妊娠発覚から、しばらくが経過した。今どき、籍を入れないことにはさほど大きな驚きはないにせよ、「子供が生まれるのになぜ入籍をしないのか」との声に頷く人はいるのではないか。2人のコメントはこうだ。

「交際を始めた当初から入籍することは考えておらず、私たちにとって必要なタイミングが来たら話し合って決めていきたいと思います」(黒島)

「お互いに入籍という形にはこだわっておらず、現時点では籍を入れる予定はありませんが、今後に関して、必要に応じて話し合って決めていきたいと思います。生涯のパートナーとして、家族として、共に支え合って歩んで参ります」(宮沢)

 生涯のパートナーとして選んだのなら籍を入れてもいいのでは…と考えがちだが、2人は違う。

 女性週刊誌の記事によると、女優の杏と親しい2人が、パリに住む杏のアドバイスを請うて決めたものだという。だが、杏は現在、シングルマザーだ。結婚プランナーが語る。

東出昌大さんの不倫が発覚して早々に離婚した杏さんが住むフランスは、自由な結婚がオーソドックスな国。6割ほどが事実婚カップルの子供だと言われています。パリの事実婚は5年続けばその先も長く続き、5年で別れるカップルも多いのだとか。5年というお試し期間を経て、これなら結婚もできるね、と籍を入れる人もいて、結婚へのハードルは低いといえます。子供が生まれた場合でも、別れても仲良くお互いの家を行き来して一緒に育てる風潮があるし、自由度が高い。黒島さんと宮沢さんは今ドキのドライな若者のようですから、いろんな選択肢がある事実婚を選んだのでしょう」

 国の育児支援などの政策が功を奏して、出生率が上がったフランスだが、ここにきてその出生率は、第2次世界大戦後の最低水準に落ち込んでいる。

「マクロン大統領が先日、育児休暇制度の拡充を約束しましたね。賛否はあるようですが、黒島さんと宮沢さんが若者のいいお手本になれば、日本の出生率も上がるのでは」(前出・結婚プランナー)

 新たなパートナー像が拡充し、日本の未来に影響を与えることになるのか。

アサ芸プラス