ボローニャのチアゴ・モッタ監督がバルセロナの監督人事に言及した。イタリアスカイ・スポーツ』が伝えた。

現役引退後はパリ・サンジェルマン(PSG)のU-19やジェノア、スペツィアで指揮官を務め、2022年9月からは故シニシャ・ミハイロビッチ氏の後任としてボローニャを率いているモッタ監督。昨シーズンを1桁順位の9位で終えると、今シーズンも現在7位と健闘している。

27日にはセリエA第22節でミランと対戦。U-21オランダ代表FWジョシュア・ザークツィーのゴールで先制しながら逆転される展開となったが、相手の2度のPK失敗にも救われ、後半アディショナルタイムのPK弾で引き分けに持ち込んだ。

当のモッタ監督はミランの1度目のPKのシーンで判定に異議を唱え、退席処分となっていたが、試合後には「我々は素晴らしいパフォーマンスを見せた。満足している」とコメント。「このようなパフォーマンスを見ることは、私に大きな満足感を与えてくれる」と選手たちの奮闘を称えた。

一方、スペインの地ではモッタ監督が現役時代にプレーしたバルセロナチャビエルナンデス監督が今シーズン限りでの退任を発表。チームメイトとしても共闘したチャビ監督の退任を受け、後任の候補とも言われる中、バルセロナとの関連について問われたモッタ監督は、「私は今を生き、ボローニャで楽しんでいる。今日起きた他のことは、私にとってあまり重要ではない」と、深くは触れなかった。