セリエA第22節、ラツィオvsナポリが28日に行われ、0-0で引き分けた。ラツィオのMF鎌田大地はベンチ入りも出場機会はなかった。

スーペル・コッパに参戦し、優勝したインテルに敗れた6位ラツィオ(勝ち点33/1試合未消化)と9位ナポリ(勝ち点31/1試合未消化)の対戦。

リーグ戦4連勝中のラツィオはインモービレとザッカーニが累積警告で欠場となった中、カスジャノス、フェリペ・アンデルソン、イサクセンの3トップで臨んだ。

対するナポリはスーペル・コッパからマッツァーリ監督が好む3バックに変更。決勝インテル戦では惜敗した中、クワラツヘリアを出場停止で欠く前線は、ラスパドーリを頂点に、ポリターノ、ジエリンスキが2シャドーを形成した。

序盤の主導権争いを経て13分、ラツィオはイサクセンがボックス手前から際どいダイレクトシュートを放った。しかしその後も両チーム守備意識が高く、シュートまで持ち込めない状況が続く。

ハーフタイムにかけても膠着状態が続き、ゴールレスで前半を終えた。

迎えた後半、開始20秒にカステジャノスが見事なバイシクルシュートでネットを揺らしたラツィオだったが、わずかにオフサイドに阻まれる。

その後半も膠着状態で推移した中、75分にラツィオに好機。ゲンドゥージのスルーパスでボックス右を突いたイサクセンがクロス。カステジャノスがヒールで合わせたが、シュートはDFにカットされた。

終盤、ナポリは新戦力のウンゴニエやデンドンケルを投入するも、結局スコアは動かず0-0で決着。膠着した展開が90分続いた一戦は引き分けに終わった。