LDHが誇る総合エンタテインメント・プロジェクト「HiGH&LOW」シリーズを舞台化した戦国時代活劇『HiGH&LOW THE 戦国』が1月29日(月)から、東京・歌舞伎町のTHEATER MILANO-Zaで開幕。それに先立ち、取材会&ゲネプロが同劇場で行われ、出演する片寄涼太(GENERATIONS)、水美舞斗(宝塚歌劇団)、RIKU(THE RAMPAGE)、瀬央ゆりあ宝塚歌劇団)、藤原樹(THE RAMPAGE)、浦川翔平(THE RAMPAGE)が意気込みを語った。

戦乱の世、とある陰謀が引き金となり、砂漠と化した須和国(スワノクニ)、河口に栄えた水の都・乃伎国(ノギノクニ)、戦闘民族が集まる火の国・尊武国(ソンブノクニ)の三国が大合戦に巻き込まれる。

HiGH&LOW」シリーズ初出演となる片寄は、須和国の若き指導者・黄斬(キザン)を演じ「プロデューサーのHIROさんがここ数年感じ取ったことが、台詞になって、僕らにメッセージを送っているよう。人生を考えさせるメッセージがあるのも、LDHの作品だからこそ」と本作についてコメント。「みんなが主役級の思いと覚悟を背負って、役を生きている世界が見どころ。台詞の一つ一つにも、伏線や意味が込められている。それが『HiGH&LOW』らしい」と語り、「新しいHiGH&LOWを楽しんでいただければ」とアピールしていた。

宝塚歌劇団の水美と瀬央は、そろって宝塚歌劇以外の公演に初めて出演。水美が若くして水の民を従える乃伎国の城主を継いだ男・湧水(ユウスイ)を、瀬央は黄斬の幼なじみで国王の血を受け継ぐ吏希丸(リキマル)を演じており、「男性ばかりの中で、男役としてどう挑むか。どうしたら、より役に見合った男性に見えるかを考える過程が興味深かった」(水美)、「宝塚で培ったクセのようなものが、リアルな男性とのお芝居で邪魔になってしまうことも。ゼロから芝居に向き合うつもりで、役を作り上げた」(瀬央)と新たなチャレンジに瞳を輝かせた。

尊武国の軍事総大将・玄武(ゲンブ)を演じるRIKUも、「HiGH&LOW」シリーズ初出演で「LDHとして大切な作品なので、自分が出ることで汚してしまわないように、やるしかない」と意気込み、「表現者としての自分に必要なものに出会えた気がする。役者としての成長が、THE RAMPAGEに戻ったときに必ず生かせる」と手応えを示した。浦川は、玄武の戦いに惚れ込み鍛錬に志願する白銀(シロガネ)役で、「それぞれの正義がぶつかり合い、力を合わせて悪に立ち向かう。それと楽曲が魅力的なのも、LDHのエンタテインメントらしい」と話していた。

湧水の側近である弦流(ゲンリュウ)を演じる藤原は、「いつかは『HiGH&LOW』の舞台があるだろうなと予想していた。オファーをいただき、ついに来たかと光栄だった」と振り返り、「宝塚のおふたりと共演し、役への向き合い方がやっぱりプロだなと思う瞬間が多々あり、自分も役と向き合い、成長しないといけないと強い思いを感じた」と水美・瀬央との共演に刺激を受けていた。


取材・文・撮影:内田涼

<公演情報>
戦国時代活劇
HiGH&LOW THE 戦国』

企画・プロデュース:EXILE HIROHIRO
演出:TEAM GENESIS
脚本:平沼紀久・渡辺啓

出演:
片寄涼太(GENERATIONS) 水美舞斗(宝塚歌劇団) RIKU(THE RAMPAGE)
瀬央ゆりあ宝塚歌劇団) 藤原樹(THE RAMPAGE) 浦川翔平(THE RAMPAGE)
小野塚勇人(劇団EXILE) うえきサトシ 櫻井佑樹(劇団EXILE) 阿部亮平 久保田創 冨田昌則

KADOKAWA DREAMS ※日替わりキャスト
MINAMI 颯希(SATSUKI) Ryo TSY syuichi AIRA RAIZYU MIZUHO

■RAG POUND
SHUN(Baby Twiggz) SHOOT(Soulja Twiggz) KC(General Twiggz)

YOUTA MADD TWIGGZ 藤澤慧士
真鍋恭輔 宮永裕都 じゃっき~ 杉本佳幹 横山慶次郎 佐久本歩夢 桜井鷹

2024年1月29日(月)〜2月25日(日)
会場:東京・THEATER MILANO-Za

公式サイト:
https://www.high-low.jp/stage/sengoku/


(c)2023 HiGH&LOW THE 戦国 製作委員会 

戦国時代活劇『HiGH&LOW THE 戦国』初日前会見より、藤原樹(THE RAMPAGE)、瀬央ゆりあ(宝塚歌劇団)、水美舞斗(宝塚歌劇団)、片寄涼太(GENERATIONS)、RIKU(THE RAMPAGE)、浦川翔平(THE RAMPAGE)