お笑い芸人のみやぞんが27日に開催されたアニメ「プリキュア」シリーズ第21弾『わんだふるぷりきゅあ!』(ABCテレビテレビ朝日系/毎週日曜8時30分)のオンライン会見に、本作の声優を務める長縄まりあ種崎敦美と登壇。愛犬家のみやぞんが「プリキュア」史上初となる犬のプリキュアが誕生する本作を観た感想や、犬への思いを明かした。

【写真】長縄まりあと種崎敦美がバディに

 「プリキュア」シリーズは、普通の少女がふとしたことをきっかけに伝説の戦士プリキュアに変身して、強大な敵と戦う変身ヒロインアクションアニメ。第21弾となる今作では、動物と人が仲良く暮らす街・アニマルタウンを舞台に、犬と飼い主、猫と飼い主など動物と人の間に紡がれる深い絆の物語を描く。

 主人公・キュアワンダフルに変身する犬のこむぎを演じる長縄は、出演が決まった時の気持ちを「夢だったのでうれしかったです」とはにかみ、「小さい頃、プリキュアはかっこよくて強くて、女の子の夢がすべて詰まった存在でした」と感慨深い様子でコメント。今回では動物のプリキュアが登場するが、「ビックリしつつ嬉しい気持ちもありました。何かを守りたいという強い気持ちがあれば、プリキュアになれるんだと勇気をもらいました」としみじみと明かし、キュアフレンディに変身する中学2年生の女の子・いろは役の種崎も「絶対かわいいじゃんと思いました」と楽しみだったという。

 また本作で子供たちに伝えたいことを聞かれると、長縄は「こむぎは飼い主のいろはが大好き。『大好き』と言葉にして相手に伝えることの大事さを伝えたい」と回答。種崎は「動物を飼うのはかわいいだけではなく、ちゃんと責任も必要だということや、生き物と触れ合うことについて考えるきっかけになってほしい」と期待を込めた。

 会見中盤からは、愛犬家ということから「わんぷり」応援スペシャルゲストとしてみやぞんも登場。史上初の犬のプリキュアについて「斬新ですよね」と口にし、「1話を見ましたが、ワンちゃんが大好きなので夢の世界でした。『これが現実だったら、めっちゃいいな』と男ながらにキュンとなり、心が浄化されました」としみじみ。また「ワンちゃんのいろんな表情やポーズが出てくるので癒されて。あとアニマルタウンも最高で…。あそこに住みたいんです!」と興奮気味にコメント。

 さらに犬はどんな存在かと聞かれると、「自分を成長させてくれる存在」と言い、「何やってもずっとしっぽを振ってくれ、どんな時でも元気。人間はイライラしがちだけど、動物はどんな時もイライラしないから、見習うべきだと思う」と理由を。同作では犬のこむぎが人の言葉を話せるようになり、飼い主のいろはと絆を深めていくが、「もし動物と会話できたら何を聞きたいか?」という質問も。みやぞんは「トラにどうやったら襲わないか聞いてみたい」と答え、「動物好きとしては、トラとハグしたい。ちゃんと話し合えたら、上手く仲良くなれる気がして」と理由を説明し、周りを驚かせていた。

 アニメ『わんだふるぷりきゅあ!』は、ABCテレビテレビ朝日系にて2月4日より毎週日曜8時30分放送。

種崎敦美の「崎」は「たつさき」が正式表記

アニメ『わんだふるぷりきゅあ!』オンライン記者会見の様子 (C)ABC-A・東映アニメーション