ニューカッスルに所属するイングランド代表DFキーラン・トリッピアーが、今冬の移籍の噂を振り返った。28日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 トリッピアーは今冬の移籍市場でバイエルンからの関心が伝えられ、一部では個人合意に達していることが報じられていた。しかし、ニューカッスルとしては第一候補の右サイドバックである同選手の売却を望まず、最終的には移籍金の隔たりから交渉は破談。バイエルンは代わりにガラタサライからフランス人DFサシャ・ボエを獲得したことを発表している。

 今冬の移籍の可能性を振り返ったトリッピアーは「バイエルンのようなチームが自分にやってきてくれるのは常に嬉しいことだが、僕はこのクラブで歴史を作って、トロフィーを獲得し、できるだけ長くクラブが成長することを助けたいと思っている」とすでにニューカッスルでのプレーに集中していることを強調した。

「このクラブに対する献身性は皆が知ってくれていることを願っている。初めて来た時からそれは変わっていない。移籍期間中はいろいろなことが起きるが、それが僕を落ち込ませることはない。僕はニューカッスルにいる」

「物事は背後で起きている。僕は静かにしていたけど、ベビーカーからおもちゃなどを投げたりはしなかった。監督とはたくさん話をしたけど、すべてがポジティブなもので、何も変わっていない。ニューカッスルのために全力で取り組んでいるし、クラブのためにすべてを捧げたい」

ニューカッスルでプレーするトリッピアー [写真]=Getty Images