グラビアアイドルの葉月あやが1月28日、佐賀競馬場で行われた「777(スリーセブン)Real 3周年記念競争」の表彰式に、プレゼンターとして登壇。勝ち馬の馬主に「777Real賞」を贈呈した。
■競走馬との写真撮影で大興奮
レース前に競馬場内の食堂でラーメンとカレーライスを注文した葉月は、店員から乳酸菌飲料をサービスしてもらいご機嫌に。腹ごしらえを済ませてから同レースの予想始めた。
以前から「ギャンブルで勝って海外に家を建てる」と明言している葉月だが、予想時の表情は真剣そのもの。レースは気温が低く、あいにくの雨の中での開催となったが、一番人気のハクアイウィンザーが1着でゴール。葉月は見事に予想を的中させ、満面の笑みで飛び跳ねながら喜んだ。
表彰式では、勝ち馬の馬主・株式会社H.Iコーポレーションに「777Real賞」を贈呈。その後、特別にハクアイウィンザーと写真撮影ができることになった葉月は、目を輝かせながら競走馬の元へ。いざ対面すると迫力に圧倒されつつも、しっかりと目を合わせながら喜びをかめ締めていた。
ギャンブル、動物好きの葉月にとって、競走馬と触れ合えたことがよほどうれしかったようで、別れ際に「ありがとうございました!念願がかないました!」と、馬主、競馬場スタッフに頭を下げた。
■競走馬の鼻息は「匂いはなくて生温かい」
全てのスケジュールを終えた葉月に、同イベントに携われた感想や、競走馬と触れ合って感じたこと、グラビアアイドルとしての今後の展望などを聞いた。
――イベントに参加した感想を教えてください。
佐賀競馬場には2年前くらい来たぶりなんですけど、またこうやってお仕事で呼んでもらえるのがすごくありがたいなと思います。表彰式では「ありがとうございます」と伝えられて、お馬さんと一緒に写真も撮れて、めちゃくちゃ貴重な体験ができました!本当にうれしかったです。
あんな間近で(競走馬を)見たのは初めてだったんですけど、めっちゃ大きくて、筋肉がすごい!血管が浮き出てました。勝ったお馬さんは、すごくおとなしい性格だったみたいなので、レースの後に写真を撮る時も落ち着いていましたが、走った後なのに冷静だなと思いましたね。ただ、鼻息がすごかったです(笑)。
――競走馬の鼻息を浴びることなんてめったにできない経験ですね。
直で浴びましたけど、匂いはなくて生温かい、結構強かったです。鼻を近くて見たら大きくて、鼻の穴の奥まで見えました。目もすごくかわいくて、お馬さんからしたら私ってすごく小さいのに、ちゃんと下を見てくれていました。「何かいるな」って感じの顔で。
■ギャンブルほど「熱くなれることがない」
――葉月さんはグラビア界の中でも特にギャンブラーの印象がありますが、競馬のお仕事はいかがですか?
うれしいです。自分が好きなことをお仕事にさせてもらえるのって、一番うれしいことじゃないですかね。生きていく上で仕事は絶対にしなきゃいけないので、自分の好きなことを仕事にさせてもらうのは、すごく幸せなことだと思います。
――「777Real 3周年記念」の馬券を買われていましたが、しっかり当てていましたね。
馬連で!ただ、競馬はまだ予想の仕方がよく分かっていなくて。予想の仕方は人によって違うらしいんですけど、動物だからどうなるか分からないっていうのが面白いんでしょうね。あと、競馬にはいろいろなドラマもあるので。
――真剣に予想されていましたが、ギャンブルにのめり込んでしまう理由は?
おそらく、これ以上熱くなれることがないからだと思います。どちらかというと感情をコントロールできるタイプなので、普段は感情が動くことはあまりないんですよ。だけど、ギャンブルだけは感情を動かしてくれるので、その刺激に魅了されているんだと思います。
――ギャンブルでの目標を教えてください。
「勝ったお金で家を建てる」です。本当は去年の11月ぐらいにフィリピンに内見に行く予定だったんです。でも、予定が狂って行けなかったので、今年の5月ぐらいに父と一緒にフィリピンの不動産屋に行こうと話しています。なので、少しずつではあるけど夢に向かって進んではいますね。
■グラビアは「続けられる限りは続ける」
――グラビア面のお話もお聞かせいただきたいと思います。これまで多くのDVD、写真集を発売してきましたが、まだやり残したことはありますか?
もう「何をやったらいいんだろう?」となってしまったかもしれないです。やり尽くしてきましたが、それでもやりたいことをあげるとしたら、ファンの方々にやってほしい衣装やシチュエーションを募集して、撮影するみたいな。あと、自分が女の子のDVDをプロデュースしてみたいです。
――確かにグラビア界には若い世代がどんどん出てきていますが、長い間グラビア界で活躍されている葉月さんにとって、若い世代の活躍はどう思われていますか?
男性って若くて新しいものが本当に好きなので、若いグラドルは勢いよくブワーっと出てきますよね。若い世代にはその良さが絶対あると思うんですけど、この年にならないとできないこともあると思っています。「追い抜かれないようにしないと!」とは思わず、今だからできるグラビアをずっと続けていきたいです。
――昔は張り合っていた時期もありましたか?
今は張り合うより「一緒に頑張ろうね」って気持ちですが、若いときは張り合う気持ちが強かったですね。周りのグラドルと話すこともなかったくらいでした。
――同じ事務所のメンバーと仲良くされているので、意外でした。
昔は仲良くすることもなかったですね。女の子がたくさん集まる楽屋でも一人でポツンといましたからね。群れるのが嫌で。
――何歳まで現役を続けるか決められていますか?
35歳!だから、あと2年くらいですね。その先は35歳になった自分に任せたいと思っています。でも、結局辞められずに「37歳になったんですよ」って言ってそうですよね(笑)。この仕事を始めたときも、1、2年で辞めると思っていたんですけど、10年続きましたからね。
――最後に、グラビアアイドルとしての展望を教えてください。
「続けられる限りは続ける」。もうこれです。グラビアは呼ばれなくなったら終わりなので、続けられるように体形維持をして、努力していきたいと思います。
◆取材・文=大野代樹
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