ポルトガル代表を率いるロベルトマルティネス監督が、FWクリスティアーノ・ロナウドとDFぺぺの重鎮2人に言及した。

マルティネス監督率いてC・ロナウドが絶対的エースに君臨するポルトガル代表。彼らはユーロ2024予選を勝ち抜いて今年6月開幕の本大会行きを決めているが、A代表通算205試合128得点のC・ロナウドも来月で39歳…起用法が気になるところだ。

所属するアル・ナスルでは好調そのもので、今季ここまで公式戦25試合24得点11アシスト。時折大事をとって休養する試合があるものの、2試合連続の欠場はなく、25試合中22試合でフル出場…一度もネットを揺らせなかった試合は「8」試合しかない。

リーグレベルこそ欧州より落ちるサウジにいながらも、今なお健在のC・ロナウドポルトガル『ルサ』のインタビューに応じたマルティネス監督は、同選手が100%のコンディションでユーロ本大会に突入するだろうとしている。

「私が昨年1月にポルトガル代表の指揮を任されたとき、招集可能な全選手について深く知る必要があり、様々なデータ・統計を用意してもらった。しかしだ。C・ロナウド(38歳)にぺぺ(40歳)…2人の情報は何ら必要ない。どちらも4日間で2試合プレーできることを全く疑っていないんだ」

「思うに、いち選手として代表チームのためにどこまで犠牲を払えるか、この点について2人が並外れた存在であることの証だと思う。C・ロナウドももちろん以前から知っている選手ではあるが、彼のボスとして初めて会話したとき、まるで18歳と話しているかのようだった…衰え知らずの熱意があり、新たな船出は彼が主将でなければいけないと確信した」

また、C・ロナウドと同じ2月生まれで、もうすぐ41歳を迎えるDFぺぺにも言及。こちらは今季序盤戦こそ小さなケガがあったが、現在はポルトで元気に稼働中…最恐の鉄人センターバックもまた、コンディションが万全ならユーロ本大会で招集する方針のようだ。

「ペペも非常に重要な存在。影響力のある選手であり、膨大な経験値を持ち、ドレッシングルームでの振る舞いは超一流だ。全てが称賛に値する」