1月26日(金)、27日(土)、28日(日) の全国映画動員ランキングは、初登場の『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が1位となった。

2002年に放送された『機動戦士ガンダムSEED』、2004年に放送された『…SEED DESTINY』に続く、オリジナルストーリーが展開される劇場版。遺伝子操作で優れた能力を持つ人類と、自然のままに生まれた人間が存在する世界での争いを描く。監督は福田己津央。声の出演は保志総一朗田中理恵石田彰森なな子鈴村健一ら。

2位は、先週首位発進だった『ゴールデンカムイ』がランクイン。

3位は、初登場の『サイレントラブ』。『燃えよ剣』の山田涼介が主演を務めるラブストーリー。声を出すことをやめた青年と、視力を失ったピアニスト志望の音大生が過ごす、かけがえのない日々を描く。監督は『ミッドナイトスワン』の内田英治。共演は浜辺美波野村周平、吉村界人、中島歩、辰巳琢郎、古田新太ら。音楽は久石譲

『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』は、先週よりさらに2ランクダウンで4位へ。同じく、先週3位だった『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』も5位へと後退した。

6位には、『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』が初登場。竹内涼真が主演を務め、日本テレビとHuluが共同製作し2021年から4シーズンまで配信されたゾンビサバイバルを映画化した完結編。ゴーレムと呼ばれるゾンビが溢れる日本で、愛する人との間に生まれた娘を守ろうとする父親を描く。監督は菅原伸太郎。共演は板垣李光人、窪塚愛流、橘優輝、黒羽麻璃央ら、話題の俳優陣が名を連ねている。

そのほか初登場組では、『哀れなるものたち』が初登場9位となった。『女王陛下のお気に入り』のヨルゴス・ランティモス監督と、エマ・ストーンが主演・プロデューサーとして再タッグを組んだファンタジー。アラスター・グレイの同名ゴシック小説を基に、胎児の脳を移植され死からよみがえった女性が、まだ見ぬ世界を知っていく冒険の旅を描く。共演はマーク・ラファロ、ウィレム・デフォー、ラミー・ユセフら。

今週は『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』『ダム・マネー ウォール街を狙え!』などが封切られる。

全国映画動員ランキングトップ10

全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)
1位『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
2位『ゴールデンカムイ
3位『サイレントラブ』
4位『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』
5位『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』
6位『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』
7位『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎
8位『ウィッシュ』
9位『哀れなるものたち』
10位『ゴジラ-1.0

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』