日本全国のカタリナネットワーク内小売店における年間売上額は約10.5兆円。日本のスーパーマーケットGMS、ドラッグストアの年間売上の過半数を占めるこのデータベースから、今年最も多く手に取られた新発売商品をランキング化し、6つのカテゴリーでTOP10を発表いたします!

2023年において特徴的な消費行動・世相を反映 、
6つのカテゴリーでランキングを発表

今回は以下6つのカテゴリーを対象としランキングの策定を行っています。市場のサイズや競争の激しさに加え、近年の世相を反映して特徴的なカテゴリをラインナップに加えています。

飲料 TOP10

毎年競争の激しい飲料部門。第1位となったのはアサヒ飲料の三ツ矢特濃グレープスカッシュです。“三ツ矢”ブランドに果汁使用という特性を加えた特濃シリーズは例年人気があり、手に取りやすさという点では他の商品にくらべて優位であったと考えられます。2位になったのもアサヒ飲料で、商品は新しい緑茶ブランドのアサヒ 颯。低関与商材の代表ともされがちなこのカテゴリですが、微発酵茶葉という特徴のある原料が加わったことが一助となったかと思われます。

菓子類 TOP10

食感やスパイス使いに特徴を際立たせた商品が上位に多く入る結果となった菓子類カテゴリー。TOPは亀田製菓の無限のりとなりました。前年に発売されていた無限えびの人気を受けて発売された商品で、米菓のエキスパートとしての意地を感じさせるTOPです。2位のロッテザクザクやみつきクランキーはおなじみでもある「クランキー」シリーズの食感を強くし特徴を際立たせた商品。人気のブランドに食感のラインナップを持たせ、上位ランクインです。

ベースメイク TOP10

コロナ開け、多くの人がより外出するようになった社会情勢を反映してか、カテゴリー全体で伸張しているベースメイク。2023年のTOPになった新商品はコーセーのメイクキープパウダーでした。外に出る機会は多くなったものの未だマスクを付けての外出も多くある昨今、ベースメイクの崩れを防止する機能系アイテムが人気を集めたのでしょう。6位にも似た機能を持ったコーセーの商品がランクインしています。2位以下に多くエントリーしている井田ラボラトリーズのセザンヌは元来強い人気のあるブランド。同ブランド傘下に多くの新商品が発売されたことで、上位を占める結果となりました。

機能性飲料 TOP10

森永乳業TBCとのコラボレーション飲料、TBC1日分の鉄分 ピーチミックスが1位となりました。美容など、TBCの持つ信頼感に機能系飲料というカテゴリーがうまく噛み合ったかたちとなったと考えられ同シリーズの商品がランキング中に5つはいっています。2位になっているのはサントリー食品インターナショナルのサントリー天然水にファイバーが加わったサントリー天然水ファイバー8000。既存のブランドの信頼感のままそこに機能を加え、より多くの消費者にとって手に取りやすい選択肢になったと考えられます。

調味料 TOP10

調味料類のTOPとなったのはエバラ食品のプチッとうどん 明太子うどんです。人気商品の“プチッと”シリーズの新味で、味も明太子うどんという王道。食べるまでの手軽さに加え、間違いのない味で人気を集めたと考えられます。2位になっているのはダイショーによる鍋スープの人気シリーズ、名店監修鍋スープから天下一品京都鶏白湯味です。23年秋シーズンからの発売ですが、有名店とのコラボということもあり人気を集めました。

アイス類 TOP10

アイス類のTOPは人気ブランドMOWのマスクメロン味。多くのブランドにおいて、期間限定フレーバーが多くラインナップされがちな当カテゴリですが、各社際立った味をエントリーさせるなかでのこの結果はブランドの強さを感じさせます。夏に向かって多くの商品が発売されるこのカテゴリーでは、 2位以下も人気ブランドの新商品が続き、冷凍パイン味のような清涼感を感じさせる味も上位にランクインしています。

ランキング資料についてはこちらからダウンロードいただけます。

https://prtimes.jp/a/?f=d41311-33-76faf5f3646b04b984318bf59b875584.pdf

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