ミランがアラベスのU-21スペイン代表DFハビ・ロペス(21)リストアップしているようだ。

ハビ・ロペスラ・リーガ復帰1年目のアラベスで不動の左サイドバックに君臨するレフティー。2022-23シーズンにセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)30試合出場と定位置を掴み、今季はここまでラ・リーガ18試合に出場する。

ラ・リーガ残留を最低限のノルマとするチームにおいて粘り強い守備を日々身につけるなか、スペインイタリアの移籍市場に精通するマッテオ・モレット氏、そして“Mr.移籍市場”と言っても過言ではないファブリツィオ・ロマーノ氏が「ミランがハビ・ロペスを注視」とレポートする。

ミランは2024-25シーズンの新戦力として迎え入れることを議論しているようで、左サイドバックの保有戦力に目を向けると信頼できる本職はテオ・エルナンデスのみ。昨季までバックアップを務めたセネガル代表DFフォデ・バロ=トゥーレ(27)はフルアムへ貸出中で、なるべく早い段階での売却を目指していることはミラニスタ周知の事実だ。

また、今冬エラス・ヴェローナから獲得したMFフィリッポ・テラッチアーノも左サイドバックに対応可能だが、本職はあくまで右サイドの右利きであり、サイドバックというよりサイドハーフの選手。ハビ・ロペスへの関心度は決して低くないようだ。

ハビ・ロペスはアラベストの契約が2025年6月まで。市場価値は推定300万〜500万ユーロ(約4億8000万〜8億円)とされている。