アイドルグループ・乃木坂46元メンバーでプロ雀士中田花奈が、BEAST Japanextの一員として29日に出場した麻雀プロリーグ戦『Mリーグ』(ABEMA)で、初の一着を獲得。

今シーズン開幕から約4ヶ月半、出場36選手中で最遅となる初勝利に、「おめでとう!」「涙止まらなかった…」「震えた」とネット上で感動を呼んでいる。

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■中盤からギアチェンジ

対局開始早々、親のKADOKAWAサクラナイツ岡田紗佳がツモ、タンヤオピンフ、ドラ3の強烈な6000オールを決め主導権を握る。

東2局には、赤坂ドリブンズ・浅見真紀が雷電・萩原聖人とのリーチ対決に競り勝ち8000点。女性雀士がデッドヒートを繰り広げる中、大外から一気に割り込んだのが、今期まだ流れに乗れていない中田だった。

 

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■流れも味方に…

東3局、リーチ、ツモ、一発、ドラで8000点のアガリを決めると、その後5200点、6400点と連続してアガリを決めて岡田を猛追。そしてラス前の南3局、聴牌料でとうとう岡田を逆転し、オーラスの親番に突入する。

膠着状態が続く中、逆転トップを狙う岡田が11巡目に4-7萬待ちのノミ手で先行リーチをかける。中田とは3600点差あり、点パネする7萬ツモか、裏ドラまたは一発などの条件が必要だったため、数巡後に萩原から出た7萬を泣く泣く見逃し。その後、岡田はツモることができず終局に至り、見事中田が1着で対局を終えた。

 

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■出場を直訴

勝利者インタビューでは、目を潤ませながら「大変おまたせいたしました…応援してくださった皆様ありがとうございます!」と挨拶し、満面の笑みを浮かべた中田。

これまで10戦出場し、平均着順3.1、ポイントは-263.9と大苦戦していたが、この日は意を決して監督に先発出場を直訴していた。「不甲斐ない試合を繰り返し、もう出させてもらえないんじゃないかと不安だった」と辛い胸中を明かしつつも、ズレてきていた自身の打ち方を修正した上で「…試合に出たい」と、思いを伝えたという。

 

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■「Mリーグ見てて初めて泣きました」

そんな中田の劇的勝利にネットでは歓喜の声が上がっており、「本当に感動した」「この日が来るのを待っていました」「途中から涙が…」「Mリーグ見てて初めて泣きました」と、一部ファンの涙腺を崩壊させたもよう。

一方で、所属しているBEAST Japanextがまだ下位低迷中とあり、「新しい1ページの始まり」「次は連勝ですね」「これからも自分を信じて楽しく打ってください」と、エールを贈る声も散見されている。

まだプロになって2年。成長著しく、スター性秘めた中田の今後に期待が高まっている。

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