CoeFont川崎市議会議員 青木のりお氏のホームページにAI音声を提供

AI音声プラットフォーム「CoeFont」を提供する株式会社CoeFont(本社:東京都港区、代表取締役:早川 尚吾、以下当社)は、川崎市議会議員である青木のりお氏のウェブサイトを、青木氏ご本人の日本語・英語のAI音声にて読み上げ機能の導入を支援しました。これにより、青木氏の公式ホームページを日本語、英語それぞれの言語において、文字で読む以外に音声で聞く選択肢を提供することが可能になります。目が不自由な方に限らず、音声の方が情報を入手しやすい方に向けても、複数の情報理解の選択肢を提供することを、AI音声技術により支援しました。

本取り組みについて

川崎市令和6年7月1日に市制100周年を迎える川崎市では、次の100年に向けた「あたらしい川崎」を生み出していくために、市民、企業、団体などさまざまな主体が取り組みを行っています。これからの時代、AIを含む最先端技術の活用は、利便性の向上だけでなく、多様な個人や組織が活躍するために不可欠です。多様な技術や才能が活躍し発展する川崎の実現を願う青木氏の強い思いにより、今回当社は青木氏にAI音声の技術提供を行いました。

CoeFontは、収録した音声をAIに学習させることで、ご本人の声に近い自然なAI音声を作成することが可能です。また、作成後は、テキスト入力を行うだけで、好きな言葉や文章の読み上げを行うことができます。今回は、日本語で収録した音声によって多言語の音声を作成できる当社の技術「Cross-lingual TTS」を用いて、青木氏のAI音声を、日本語以外にも英語・中国語で作成しました。これらのAI音声は、青木氏のウェブサイトのテキストを音声読み上げに活用しています。

ホームページの情報を手にいれる選択肢に、文字に加えてAI音声を追加することで、目が不自由な方だけでなく、細かい文字が読みづらい方、ウェブサイトをじっくり読む時間がない忙しい方、移住してきた外国籍の人たちも、より情報にアクセスしやすくなります。

このプロジェクトにより、より多くの方が青木氏の活動や川崎市政に関する情報を届けることが可能になりました。

青木のりお氏よりコメント

「今年市政100周年を迎える川崎市では、多様な個人や組織が活躍できることを目指し、様々な技術を積極的に活用しています。それを体現するため、まずは私の公式ホームページでAI音声の活用を決意しました。

文字だけではなく、音声で情報発信ができることでより多くの方に情報を知ってもらう選択肢が提供できることを大変嬉しく思います。私のAI音声で日本語、英語ともに読み上げを行なっているので、これまでは不可能だった、自分の声で市民の皆様に情報を届けることができるようになりました。今後もこのような取り組みを拡大することで、川崎市の発展に貢献して参ります。」

青木のりお氏のAI音声によるコメント読み上げ

https://youtu.be/ygBkEoul04U

利便性向上に貢献するのAI音声技術

AI音声は、社会のさまざまな分野で利便性を高める素晴らしいツールであることが証明されています。

AI音声による病気で声を失う人や発声に悩みを持つ人の支援をはじめとして、視覚障害者、長時間の読書が困難な人、失読症の人、ニューロダイバージェントの人、異なる言語やアクセントでのコミュニケーションや情報へのアクセスが必要な人たちが情報を入手する手段して、役立ちます。

“ながら”での情報取得の動向へのAI音声での対応

長時間の勤務や十分な育児サポートがない中、地元のニュースや政治についていくのは難しいことです。ますます多忙になる生活の結果、多くの人が従来のニュースソースを読む時間を確保することが難しくなり、ポッドキャストやナレーション付き記事へのシフトにつながっています。

オーディオ・コンテンツの消費は、ラジオの黄金期を彷彿とさせるように、最近大幅に復活しています。家事や通勤など、他の仕事をこなしながらこのメディアに触れる人が増えており、The Infinite Dial*のレポートによると、2023年の世界のポッドキャスト・リスナー数は4億6470万人で、2024年には5億490万人に増加すると予測されています。

このような動向を踏まえ、川崎市議会では、有権者が確実に情報を得られるよう、情報発信戦略に音声コンテンツを取り入れるため、当社に依頼しました。

青木のりお氏 プロフィール

自由民主党所属の川崎市議会議員。3児の父として、子どもの健康や教育、多忙な子育て支援などを訴えている。

下記のリンクから、日本語と英語で政策を読み上げる青木氏のAI音声をぜひ、ご視聴ください。

https://aokinorio.com/profile/



CoeFontの健全なAI音声の活用を浸透させる取り組み「Voice for All」

当社では、健全なAI音声活用を促し、また全ての人に声を届けるための取り組みを行っております。

1. CoeFontの声の権利を守る取り組み「ボイス・ライト・プロテクション」

当社では、声優や俳優、著名人などの「声の権利」を守る『ボイス・ライト・プロテクション』の取組みを開始しています。本取組みにより、CoeFontに声を登録した方々に対しては、現行法の下では保護が難しい「声の権利」の侵害リスクを減らすことに貢献します。

※関連プレスリリース:

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000068.000078329.html

2. CoeFontのAI音声を社会課題に届ける取り組み「ライフサポートプロジェクト」

当社では、2021年9月より声を失う可能性のある方や発話に困難を抱える方、声が出せない方を対象に、「AI音声の作成」と「AI音声の利用」を無償で提供してまいりました。2023年11月現在では、世界中で500名以上の声を失う可能性のある方々にご活用をいただき、「未来への希望が持てた」「家族の心が救われた」「もっと多くの人に取り組みが届いて欲しい」等のお言葉をいただいております。

今後も、最先端のAI音声技術を活用することで、福祉・リハビリ機器メーカーや製薬会社様、医療機関、支援団体等のご協力をいただきながら、声を失う可能性のある方々やそのご家族のウェルビーイングを実現する活動を継続してまいります。

※当社のESG活動:

https://esg.coefont.cloud/


AI音声プラットフォーム「CoeFont」とは

AI音声プラットフォーム「CoeFonthttps://CoeFont.cloud )」は、最新のAI技術を活用し、「声」を表現力豊かな「フォント」に変換することで、だれもが、簡単に利用できるAI音声サービスです。

10,000種類以上のAI音声を利用できる「Text to Speech(文章読み上げ)」やリアルタイムで声を変換する「ボイスチェンジャー」、日本語などの母国語で収録・作成したAI音声を、英語や中国語を含む多言語のAI音声に声質をそのままに変換する「Cross-Lingual TTS」などの機能を、世界中のすべての国・地域に提供しています。

株式会社CoeFontについて

株式会社CoeFontは、AIを利用したサービスの開発、提供を行っています。2020年に設立し、東工大ベンチャーに登録されています。現在、AI音声の研究を行っており、すべての国・地域でAI音声プラットフォーム『CoeFonthttps://CoeFont.cloud )』を提供しています。

配信元企業:株式会社CoeFont

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