株式会社SVCが運営する発達に悩みを抱えるパパママ向けQ&Aサービス「ふぉぴす」(https://4peace-qa.jp/)では、1歳~12歳までの子供の発達に悩む保護者を対象に、「発達検査の診断結果について」のアンケート調査を実施いたしました。その結果を公表いたします。

〈調査概要〉
調査対象:1歳~12歳までのお子様を持つ男女
調査日:2023年12月
調査方法:インターネットによる回答
調査人数:200名
*本アンケート結果を引用する場合は「ふぉぴす」のURL(https://4peace-qa.jp/)を使用してください。

調査結果

発達検査の診断結果についてのアンケート調査した結果、以下のような結果となりました。


◆検査を受けた22%は未診断

発達検査を受けた約22%の人が未診断(グレーゾーン)という結果になりました。

現在の日本では、発達障害の診断に、「DSM-5」(精神障害の診断・統計マニュアル第5版)という国際的な診断基準があるが、その基準を1つでも満たさないと、確定診断は下りずに「グレーゾーン」となる可能性が高くなります。しかしながらいくつかの発達特性による困り事を抱えていることには変わりがなく支援や周りの理解などを受ける際の妨げになっていることがあります。

◆自閉症スペクトラム症 36%

診断名として多かったのが、「自閉スペクトラム症(ASD;Autism Spectrum Disorder)」となり、約36%でした。これは知的な遅れのないアスペルガー症候群も含まれます。一般で気には、一般的には、近年自閉スペクトラム症の人は約100人に1人いると報告されています。性別では男性に多く、女性の約4倍の発生頻度です。

◆注意欠如・多動症(ADHD) 24%

続いて多くみられたのが、「注意欠如・多動症(ADHD)」で、約24%でした。一般的に、ADHDの有病率は小児5~6%程度、成人3~4%とみられています。 日本人の成人のADHDは300万人以上とも言われています。最近では、社会に出て生きづらさを感じて受診に至るケースも非常に多くみられます。

◆限局性学習症(LD) 3.6%

一番少なかったのが「限局性学習症(LD)」の3.6%でした。学習障害については、他の自閉症ADHDと比べて割合がひくく、診断時期も就学後になる事が多い為今回のアンケートでは最も少ない結果となりました。学習障害は4.5人に1人の割合と言われていますので、学校のクラスに1人か2人の計算になります。

◇◆まとめ◆◇

今回は、200人にアンケートを取ったうちの、検査を受けていた75人(36%)の方に伺いました。

発達障害は、併発も多い障害といれています。自閉症スペクトラム症・注意欠陥多動症・限局性学習症はそれぞれが完全に独立したものではなく、部分的に重なりあっているので、併発していることがあります。自閉症を伴う学習障害だったり、ADHD優位の自閉症という場合など様々です。

発達で気になる事や悩みがあるパパママは専門家や専用コミュニティなどで相談してみてください。


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