2021年の地上波放送からスタートしたドラマ「君と世界が終わる日に」。このたび、本作のドラマシリーズ5作目となる「君と世界が終わる日に Season5」(毎週金曜新エピソード更新/全5話)が、玉城ティナ飯豊まりえのW主演で、2月9日(金)よりHuluで独占配信することが決定した。

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■公開された映画と同時間軸のストーリーを描くSeason5

「君と世界が終わる日に」はゴーレムと呼ばれるゾンビがはびこる終末世界を舞台に、竹内涼真演じる間宮響が恋人と仲間を守るため命懸けの闘いに身を投じる、極限のゾンビサバイバル・ドラマ。

1月26日には、シリーズを牽引してきた主人公・響の最後の闘いを描く「劇場版 君と世界が終わる日に FINAL」が公開。

2月9日(金)より配信されるSeason5は、映画と同時間軸のストーリーとなっており、玉城&飯豊のW主演に加え、前田公輝・佐野ひなこ・柿澤勇人・溝端淳平が続投、さらに新キャストとして尾美としのり・袴田吉彦らが出演する。

■「君と世界が終わる日に」Season5 あらすじ

数々の仲間の死、響との離別を経て、人類最後の希望の都市・ユートピアの内部に辿り着いた明日葉(玉城)と佳奈恵(飯豊)、加州(溝端)、海斗(前田)、ゆら(佐野)ら生存者たち。

劇場版では、ユートピアの2本ある塔のうちの一つ「研究タワー」でワクチンを巡る闘いが描かれた。一方、Season5の舞台となるもう一つのタワーでは、政治家らが集結し、法の整備や秩序を作りながら、かつての文明を取り戻そうと奮闘していた。

そんなタワーに辿り着いた明日葉と佳奈恵らを待ち受けていたのは、現ユートピア代表の息子で明日葉の元婚約者の冬馬(柿澤)。冬馬の案内で、明日葉とゆらは上層階の「タワー」へ、その他の者は地下の「アンダー」へと導かれる。そこで生存者たちが目にしたのは、人間の価値によって二分されるという、絶対的な上下世界だった。

理想郷とはかけ離れた世界で「タワー」と「アンダー」に引き裂かれた明日葉と佳奈恵たちは、ユートピアを巡る最終決戦に巻き込まれ、やがて敵として再会を果たすことになる。

■終焉を予感させるメインビジュアル&特別映像を公開

今回公開されたメインビジュアルでは、生存者たちがタワーとアンダーに引き裂かれ、光と闇に包まれている姿が切り取られている。

さらに特報映像では、ユートピアで起こる地獄のような惨劇の様子が流れ「この狂った世界が、俺たちの全てじゃないか」というセリフとともに、厳しい視線を送る佳奈恵、そして、誰かに銃を向ける明日葉の姿が映し出されている。

■「現場も本当にサバイバル」本編さながらの過酷さの中で撮影するキャストたち

玉城演じる明日葉は、ユートピア創設者である新山財団会長の娘。Season4で大切な弟や仲間の大半を失いながらも、「汝の隣人(となりびと)を愛せよ」という信条に基づき生存者同士の共存を訴えながら闘いを生き抜いてきた。

玉城はSeason5の撮影について、「序盤から『本当に全く別の新しい章が始まったな』という気持ちで撮影をしています」と最終章開幕に向けて新たな気持ちを語り、「Season5ではますます人間同士の芯の部分、良い部分も悪い部分もむき出しになって出てくると思います。明日葉はより成長したキャラクターにできたらいいなと思っていて、彼女の持ってる雰囲気や女性像が変わっていく様子を、シーンごとに出せたらなと思っています」と意気込みを語った。

W主演を務める飯豊が演じる佳奈恵は、Season1から生き残る数少ないキャラクター。響と共に放浪グループとして終末世界を生き抜くものの、Season3でパートナーの等々力を失って生きる気力を無くしていたところを、明日葉に助けられたという過去を持つ。

飯豊はSeason5について「初期のメンバーが誰もいなくなってしまったのは寂しい」「現場も本当にサバイバルだったのでこんなに長く生き残ってるのに、どんどん大変になっていくのは、どうしたらいいんだろうと感じていました(笑)」と笑顔を見せながら、「最後にどんな選択をしたとしても、私は佳奈恵の一番の理解者として寄り添いたいと思っています」とコメントしている。

自分の命を助けてくれた佳奈恵に、特別な感情を抱くようになる元詐欺師の海斗を演じた前田は、「海斗の生きがいが佳奈恵の存在になっていくのですが、体と心がリンクしてない状態になり、僕自身も海斗と同じく葛藤しながら撮影に挑んでいます。新しいキャラクターも出てくるので『きみセカ』にこんな道があったのか!というところを見せられるように頑張りたいと思います!」と語った。

ユートピア代表の息子で明日葉の元婚約者という高い地位にいる重要人物・冬馬を演じた柿澤は、「これからゆっくりアクセルを踏んでいくような役なので、その点も含めて楽しんでいければと思います。長く続く、多くの方々がご覧になっている人気シリーズ作品なので、少しでもこのドラマに貢献できるように頑張ります!」とコメントしている。

明日葉に想いを寄せ命懸けで守ろうとする新山財団幹部の加州を演じた溝端は、「展開が非常に面白くなっていますし、さらにスケールアップした世界観がどうなっていくのか楽しみです」と語った。

玉城ティナ/新山明日葉役 コメント

序盤から「本当に全く別の新しい章が始まったな」という気持ちで撮影をしています。Season4でも、たくさんの新しいキャラクターが出てきて仲間が犠牲になってしまって、人間の欲や怖さみたいなところが描かれましたが、Season5ではますます人間同士の芯の部分、良い部分も悪い部分もむき出しになって出てくると思います。

タワーとアンダーが掛け合わさって、全く想像できないことがたくさん起こっていく中で、明日葉はSeason4の時と信念は変わらないのですが、より成長したキャラクターにできたらいいなと思っていて、彼女の持ってる雰囲気や女性像が変わっていく様子を、シーンごとに出せたらなと思っています。

ついにユートピアに到達して、そこには何が待ち受けているのか。ぜひ本編を楽しんでください!

飯豊まりえ/柊木佳奈恵役 コメント

初期のメンバーが誰もいなくなってしまったのは寂しいですが「もうやるしかない!」という感じでしたね(笑)。Season5では、タワーとアンダーに分かれてしまうのですが、アンダーは名前の通りアンダーグラウンドで…。現場も本当にサバイバルだったので「こんなに長く生き残ってるのに、どんどん大変になっていくのは、どうしたらいいんだろう?」と感じていました(笑)。

最終シーズンで佳奈恵は、響と別れて「みんなの命を守る」という「誰かのために」という気持ちで生き残ろうとしますが、本当は佳奈恵自身のためにも生きてほしいです。彼女が最後にどんな選択をしたとしても、私は佳奈恵の一番の理解者として寄り添いたいと思っています。

■前田公輝/下村海斗役 コメント

まずシーズンを続けられることへの感謝の気持ちでいっぱいです。Season4は「生きる希望」や「なんのために生き残るのか」がテーマにあったと思うのですが、Season5は道徳観というか「正義はどこにあるのか」というところを突き詰めていく物語になっています。

海斗の生きがいが佳奈恵の存在になっていくのですが、彼は真実の愛を経験していないので「なんでこう言っているんだろう?」と体と心がリンクしてない状態になり、僕自身も海斗と同じく葛藤しながら撮影に挑んでいます。

新しいキャラクターも出てくるので「『きみセカ』にこんな道があったのか!」というところを見せられるように頑張りたいと思います!

■柿澤勇人/漆原冬馬役 コメント

このドラマは血糊がないと始まらない気がしていたのですが、先日の撮影でようやく血糊を顔に付けることができて、やっと「きみセカ」メンバーの一人になれたような気がしています(笑)。撮影現場は和気あいあいとしながらも、キャストやスタッフの皆さんが自分の仕事を全うしていてとても良い雰囲気です。

僕が演じる冬馬は、これからゆっくりアクセルを踏んでいくような役なので、その点も含めて楽しんでいければと思います。長く続く、多くの方々がご覧になっている人気シリーズ作品なので、少しでもこのドラマに貢献できるように頑張ります!皆さんどうか楽しみに待っていてください!!

溝端淳平/加州宗一役 コメント

Season5は、オリジナルメンバーとSeason4からのメンバー、そして新しい仲間も加わって撮影しており、皆さんと良い作品にできればと武者震いしています。展開が非常に面白くなっていますし、さらにスケールアップした世界観がどうなっていくのか、本当にすごく楽しみです。

そして今回、僕が演じる加州は、愛する明日葉と離れ離れになってしまいます。明日葉に会うことを希望に行動していくことになるので、Season4とは違った一面が見せられると思います。明日葉と加州、二人の想いはどんな結末を迎えるのか?ぜひ皆さん、ご覧ください!

「君と世界が終わる日に」Season5 メインビジュアルが公開された/(C)Hulu