アトランタ・ユナイテッドアルゼンチン代表MFティアゴ・アルマダ(22)に、昨年に続いてセリエA勢からの関心が寄せられているようだ。

アルマダはカタールワールドカップ(W杯)のアルゼンチン代表最年少メンバーにして、メジャーリーグサッカー(MLS)でプレーしながらW杯優勝を成し遂げた史上初の選手。パリ五輪を目指すU-22代表の主将・エースでもあり、まさに次代のアルゼンチンを担うスーパースター候補だ。

クラブキャリアでも2022シーズンから所属のMLSアトランタ背番号「10」を背負い、2023シーズンは公式戦35試合で13ゴール16アシスト。すでにMLS屈指のプレーヤーとして認知されるなか、市場価値は『Transfermarkt』いわく推定2700万ユーロ(約43億1000万円)だ。

移籍市場に精通するジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、2月1日の移籍市場最終日までにアルマダを獲得できないか探るべく、フィオレンティーナアトランタに照会依頼。ただ、ここで提示された2500万ユーロ(約39億9000万円)は中堅ヴィオラにとって高すぎる額だという。

アルマダは現在、パリ五輪南米予選のCONMEBOLプレオリンピックトーナメントに参戦中で、アトランタを離れていることもあってか、母国メディアの前で何度か欧州上陸の希望を公言。昨年にはナポリミランからの関心が報じられるなど、セリエAから強い関心を寄せられる22歳だ。