古田敦也

シアトル・マリナーズ岩隈久志氏が、元東京ヤクルトスワローズ古田敦也氏のYouTubeチャンネルに出演。現役時代に重視していたトレーニングを明かした。

 

■岩隈氏がMLB時代に重視したトレーニングを語る

メジャーリーグ経験者の岩隈氏と斎藤隆氏をゲストに、投球技術をトークした今回の動画。

古田氏から「どんなトレーニングをするの?」と質問された岩隈氏は「基本的にオフシーズンはなるべく重いものを持って筋力を上げないと、やっぱり体力的に持たないので」と語る。

続けて「やっぱりメジャーに行ってからは、中4日で投げなければいけないので、早く回復させること。プラストレーニングをして回復させるっていうことを意識していた」とコメントした。

 

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■ジャンプ系の重要性を指摘

さらに岩隈氏は「シーズン中は重たいのをやりすぎはしないんですけど、でも刺激を与えて回復させることをやっていた」と話す。

続けて「下半身、上半身と体幹、スクワット。あとはジャンプ系ですかね。ボックスジャンプとか。結構簡単な動作なんですけど、アジリティのなかでもジャンプ系を入れてトレーニングというのは。ジャンプのなかに体幹バランスというのを意識してやっていました」と語った。

 

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■斎藤氏もジャンプ系を重要視

斎藤氏もジャンプ系のトレーニングに「コーディネート力を上げることに効果があるんですよ。あれは上がるんです、維持できるんです。ジャンプ系を取り入れるのはコーディネート力を上げる。目で見て、自分でどのくらいの高さでフィニッシュをとるか」と指摘。

すると古田氏がスタジオに用意されたマウンドを模した高さのある台にジャンプして飛び上がり「こういうことだよね。ボックスを置いて。こうでしょ。これどんどん上がっていくんだよね。それが良いんだ、あれ、良いんだ」と驚いた。

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■古田氏がジャンプ系トレーニングに驚き

様子を見ていた岩隈氏は「あとはダンベルを持って片足で(ジャンプをして台に)上がるとかで。ぱっと上がると体幹と下半身、ハム(ハムストリング)の部分を鍛えられる」と話す。

これにも古田氏は「ハム? これでハムが鍛えられるんだ」と驚く。

岩隈氏と斎藤氏が練習の意味を説明すると、「あれ、役に立つんだ。メニューであったけど正直、そんなに一生懸命やっていなかった。理由を教えてもらったら、やっていたと思うけど、昔のコーチは『やれ』みたいな感じだったから」と語っていた。

 

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■MLBと日本で高い実績

岩隈氏は日米通算170勝。2008年には東北楽天ゴールデンイーグルスで21勝4敗の好成績を上げ、メジャーリーグでも2016年に16勝するなど、エース格として活躍した。

また、斎藤氏も横浜ベイスターズメジャー複数球団で活躍し、日米通算100勝100セーブを達成している。

■岩隈氏が重要視していたトレーニングを告白

古田敦也氏、岩隈久志氏が重視するトレーニングに驚き 「役に立つんだ…」