アーセナルは現地時間30日に行われたプレミアリーグ第22節でノッティンガム・フォレストと対戦し、2-1で勝利した。

 公式戦3連敗中の“鬼門”『シティ・グラウンド』に乗り込んだアーセナル。前半は徹底的にスペースを埋めたノッティンガム・フォレストの守備を崩し切れなかったものの、65分にブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスが角度のないところから相手GKの股を抜く技有りの一撃を沈め先制に成功。72分にはカウンターからイングランド代表FWブカヨ・サカが追加点をマークすると、その後の反撃を1点に抑えリーグ戦連勝を飾った。

 右サイドで起点を作り続け値千金の決勝点をマークしたサカは、今シーズンの公式戦29試合目の出場にしてゴール数が「10」に到達。既にここまで13アシストを記録しているため、二桁ゴールと二桁アシストを達成した形となった。昨シーズンも全公式戦を通じて15ゴール11アシストをマークした同選手にとっては、これで2シーズン連続の二桁ゴール、二桁アシスト達成となっている。

 データサイト『Opta』によると、アーセナル所属選手が2シーズン連続でこの記録を達成したのは、2014-15シーズンから2016-17シーズンにかけてのチリ代表FWアレクシス・サンチェス(現:インテル)以来だという。なお、この試合のサカは『Sofascore』と『Whoscored』による10点満点の採点で「8.2点」を獲得。1ゴール1アシストを記録したジェズスに次いで2番目に高い評価を受けている。

 この日の勝利で勝ち点を「46」まで伸ばし、2試合消化の少ないマンチェスター・シティを抜いて暫定2位に浮上したアーセナル2月4日に予定されている次節では本拠地『エミレーツ・スタジアム』に首位リヴァプールを迎える。

【試合ハイライトアーセナルがジェズスの技有りゴールとサカ弾で連勝!
ノッティンガム・フォレスト戦で決勝点を挙げたサカ [写真]=Getty Images