北朝鮮国営の朝鮮中央通信は31日、朝鮮人民軍が戦略巡航ミサイル「ファサル-2」型の発射訓練を30日に黄海上で行ったと伝えた。

実験ではなく訓練としていることから、同ミサイルは実戦配備されたと見られる。北朝鮮は昨年2月にも同ミサイルの発射訓練を日本海側で行っている。

同通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮人民軍総参謀部の報道
戦略巡航ミサイル発射訓練を行う

【平壌1月31日発朝鮮中央通信】朝鮮人民軍1月30日、朝鮮西海上で戦略巡航ミサイル「ファサル(矢)―2」型の発射訓練を行った。

当該の訓練は、わが軍隊の迅速反撃態勢を検閲し、戦略的打撃能力を高めることに寄与したし、周辺国家の安全にはいかなる否定的影響も及ぼさなかった。---

30日に発射された巡航ミサイル「ファサル-2」(2024年1月31日付朝鮮中央通信)