アストン・ヴィラは現地時間30日に行われたプレミアリーグ第22節でニューカッスルと対戦し、1-3で敗れた。

 本拠地『ヴィラ・パーク』に4連敗中のニューカッスルを迎えたアストン・ヴィラは、前半だけでスイス代表DFファビアン・シェアに2点を献上すると、後半開始早々にはアレックス・モレノのオウンゴールで3点ビハインドとなる。71分にイングランド代表FWオリー・ワトキンスがリーグ戦5試合ぶりとなるゴールを決めたが反撃もそこまで。1-3でリーグ戦3試合ぶりの黒星を喫した。

 データサイト『Opta』によると、アストン・ヴィラが『ヴィラ・パーク』開催のリーグ戦に敗れたのは実に18試合ぶりとのこと。最後にプレミアリーグのホームゲームで敗れたのは昨年2月のアーセナル戦(2-4●)にまで遡り、無敗記録が「17」でストップすると共に約11カ月ぶりの黒星を喫したこととなった。なお、今シーズンの全公式戦を通じてはホームでの2敗目となっている。

 そんな中で気を吐いたのが“エースストライカー”のワトキンスだ。この日の一撃により、今シーズンのプレミアリーグでのゴール数が「10」に到達。4シーズン連続でリーグ戦二桁ゴールを達成した。データサイト『Opta』によると、アストン・ヴィラ所属の選手がこの記録を達成したのは、今回のワトキンスが史上初だという。

 また、アストン・ヴィラでのプレミアリーグ通算ゴール数も「50」の大台に乗ることに。これは元イングランド代表FWガブリエル・アグボンラホール氏や同FWドワイト・ヨーク氏に次ぐクラブ史上3人目の快挙となっている。

 ワトキンスのメモリアル弾も実らず、本拠地でのリーグ戦で久々の黒星を喫したアストン・ヴィラ。トップ4の座はキープしているものの、1試合消化の少ない5位トッテナムとの勝ち点差は「3」に縮まっている。2月3日に行われる次節ではアウェイでシェフィールド・ユナイテッドと激突。この日の敗戦を引きずることなく、勝ち点「3」を持ち帰りたいところだ。

アストン・ヴィラを率いるエメリ監督 [写真]=Getty Images