メイン画像

2月3日は節分、4日は立春となり、暦の上では季節は進みますが、この先も朝晩を中心に厳しい冷え込みが続くでしょう。出来る限り暖かくしてお過ごし下さい。ただ、昨年末の冬至から1か月以上経過して、晴れれば、太陽の出ている時間は徐々に長くなっています。この先は、「気温の春」に先行して明らかに「光の春」を実感できる日もありそうです。

「気温の春」に先行して進む「光の春」

画像A

グラフは、輪島の「昼間の長さ」(折れ線)と「月平均気温」(棒グラフ)を示したものです。月平均気温は平年値を示したものではありますが、1月が3.3度、2月が3.4度と大きな違いはなく、1年を通して最も寒さが厳しい時期となっています。

一方、昼間の長さは、最も短い冬至から1か月以上も経過して、10時間を超えるようになってきました。この先は、晴れれば、冬至の頃と比較して昼間の長さが次第に長くなる見込みです。明らかに日差しが明るく感じられて「光の春」を実感できる日が増えてくるでしょう。

「立春」の4日頃 輪島でも日差しが届く

画像B

2月1日は、北陸上空に寒気が流れ込み、はじめは雨の所も次第に雪に変わるでしょう。降雪は、新潟の山沿いや富山の山間部が中心と予想され、平地で大雪はない見込みです。

2日~4日にかけても、冬型の気圧配置は続きますが、北日本中心となるでしょう。寒気の影響で新潟の山沿いを中心に雪が降りやすくなりますが、こちらも平地で大雪はなさそうです。北陸西部の福井から富山では、雲が多めながら晴れ間も広がるでしょう。4日は輪島でも日差しが期待できそうです。

5日~7日は、前線が本州の南に停滞し、前線上を低気圧が次々と東進する見込みです。天気はぐずついてすっきりしませんが、平地での降水は雨が主体となるでしょう。土砂災害や融雪による雪崩等に十分注意して下さい。

北陸の週間天気 朝晩を中心に厳しい冷え込みは続くも冬はまもなく終盤 光の春へ