大ヒットミュージカル劇「ウィキッド」を2部作で映画化するプロジェクトの撮影が、ようやくクランクアップを迎えたようだ。出演者たちが、それぞれファンに感謝のコメントを発表している。

ウィキッド」は、ミュージカル映画の古典「オズの魔法使」の前日譚として執筆されたグレゴリー・マグワイアの同名小説が原作。オズに災いを招く西の悪い魔女・エルファヴァを主人公にした物語で、2003年に米ブロードウェイで開演。ロングランミュージカルとしていまだにヒットを続けており、世界で3000万人以上の動員を誇る。

映画版は「クレイジー・リッチ!」のジョン・M・チュウ監督がメガホンをとり、アリアナ・グランデ、シンシア・エリボ、昨年のアカデミー賞で主演女優賞を受賞したミシェル・ヨーらが出演している。

グランデはこのほど、自身のインスタグラムに感謝のメッセージを投稿。

「1年以上、毎日を安全で、親切で、思慮深く、そして常に新鮮なインスピレーションに満ちたものにしてくれたすべての人に感謝します。こんなに大きなプロジェクトが、こんなにも親密で、温かいものに感じられるなんて信じられません」

エルファヴァ役のエリボも、インスタグラムでファンに謝辞を述べたあと、こう綴っている。

エルファヴァに出合ったとき、私がそうであったように、あなたも彼女を愛してくれることを願っています」

ウィキッド」の第1部は今年11月27日、第2部は25年11月26日に全米公開される予定。

アリアナ・グランデ Photo by Jon Kopaloff/FilmMagic/Getty Images