北海道新幹線の札幌延伸を見すえて再開発が進んでいます。

地下鉄さっぽろ駅の改修工事と一体的に実施

JR札幌駅前で計画されている巨大再開発計画が実現に向けて大きく前進しました。平和不動産は2024年1月29日(月)、「北4西3地区第一種市街地再開発事業」について、市街地再開発組合が設立されたと発表しました。

計画地は、JR札幌駅南口、北5条・手稲通と札幌駅前通の交差部に位置。札幌の玄関口のシンボルとして、商業、業務、宿泊滞在機能を一体で整備するとしています。

施設の規模は、地上32階地下7階建て延べ約20万3290平方メートル、高さ約165m。再開発と地下鉄南北線さっぽろ駅改修工事を一体的に進め、同駅の機能強化を図るほか、街区内外をつなぐ地下歩行者ネットワークを整備して札幌駅周辺の回遊性を向上させる方針です。

今後は2024年度の工事着手、2028年度の竣工を目指すとしています。

JR北海道の車両(画像:写真AC)。