明日2月スタートは低気圧が発達しながら北海道を東進。全国的に風が強まり、特に北海道は警報級の暴風雪となる可能性があり、猛吹雪に警戒。九州から東海は曇りや雨の所が多く、北陸や東北の日本海側は断続的に雪や雨。冬の嵐となる所もあれば、関東など日中は春本番の気温に。
明日1日 低気圧が急発達 風強まる
明日2月スタートは低気圧が発達しながら北海道を東進する見込みです。次第に北日本を中心とした冬型の気圧配置が強まるでしょう。
全国的に風が強まり、特に北海道では「警報級の暴風」が吹き荒れる可能性があります。猛吹雪に警戒が必要です。東北も気圧の傾きが大きくなり、暴風に注意、警戒が必要です。
また、太平洋側には前線が停滞し、九州や四国など湿った空気の流れ込みやすい状態が続くでしょう。
2月スタートは広く雨や雪 東京17℃予想で桜咲く頃の気温
明日2月スタートは、九州は断続的に雨で、雷を伴う所もあるでしょう。落雷や竜巻などの突風にもご注意ください。中国、四国から近畿にかけても雲が多く、日本海側を中心に所々で雨が降りそうです。沿岸部ほど風の対策もなさってください。
東海や関東は明日1日朝まで雨の所がありますが、日中は日が差すでしょう。
北陸は断続的に雨や雪が降り、夕方にかけては雨や雪が局地的に強まり、午後は強い風にも注意が必要です。
北海道や東北は日本海側を中心に雪が降り、夜のはじめ頃にかけて猛吹雪となるでしょう。大雪や暴風雪によって、交通に影響が出る恐れがあります。また、雪の多い所で積雪が急増し、なだれのリスクが高まるでしょう。湿り雪による電線着雪などにもご注意ください。
北海道のオホーツク海側や太平洋側、東北の太平洋側も所々で雪や雨が降り、西寄りの暴風が吹き荒れる見込みです。高波にも警戒してください。北海道の海上では、何かにつかまっていないと立っていられないような非常に強い風が吹く恐れがあります。車は通常の速さで運転するのが困難で大変危険です。大荒れの時間帯はできる限り予定を変更するなど、十分に注意をしてください。
この先気温が乱高下 冬と春が同居 体調管理に注意を
この先、北海道や東北の日本海側では雪の降る日が続く見込みです。
太平洋側も周期的に雨が降り、気温の変化が大きいでしょう。
東京の最高気温に注目してみると、明日1日は17℃と4月上旬並みで、桜が咲く頃の気温です。ただ、北風が強まるため、体感は気温の数字ほどは暖かく感じられないかもしれません。明日1日夜はぐっと冷えるため、服装にはご注意ください。その後2日は8℃までしか上がらず、一気に真冬に逆戻りします。
2月4日は二十四節気の「立春」で暦の上では春となりますが、その翌日は南岸低気圧によって太平洋側で冷たい雨が降るでしょう。5日の東京の最高気温は6℃の予想で、この冬一番の寒さが予想されています。
冬と春がいったりきたりして、日々の気温差が一段と大きくなりそうです。また、風の強さによってもだいぶ体感温度が変わります。体調を崩さないように、服装選びには気を付けてお過ごしください。
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