新生DCユニバースのスーパーガールに、『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』のミリー・アルコックが抜擢された。

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 2022年にジェームズ・ガンとピーターサフランがDCスタジオのトップに就任し、テコ入れを図っていたDCユニバース。新しいスーパーガールに抜擢されたミリーはオーストラリア出身で、『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』でレイニラ・ターガリエンの少女時代を演じたのが記憶に新しい。

 Deadlineによるとミリーは、『コーダ あいのうた』のエミリアジョーンズや、『ゾンビーズ』シリーズなどに出演し、アニメシリーズでスーパーガールの声を担当していたメグ・ドネリーを抑えての起用だったようだ。

 ミリーはガンが監督・脚本を手掛ける『Superman Legacy (原題)』でスーパーガールとしてデビューし、その後単独映画『Supergirl:Woman of Tomorrow(原題)』に出演する。同作は昨年1月にガンが発表したDCUの新プラン第1章“Gods and Monsters(神々とモンスター)”10作品に含まれるもので、2022年7月から展開しているトム・キングの同名コミックを長編映画化するもの。これまで描かれてきたスーパーガールよりもハードコアなヒーローとなるとみられる。監督はまだ決まっていない。

 ガンはこの報道を受け、インスタグラムにて声明を発表。報道は正しいと認め、「ミリーは素晴らしい才能を持った若手俳優です。彼女がDCUに加わることをワクワクしています」とコメント。「彼女の事を『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』で知りましたが、『スーパーガール』のオーディションとスクリーンテストで彼女に圧倒されたのは確かです」と綴り、「彼女はコミックのクリエイターのトム・キングとビルキース・エブリー、脚本家のアナ・ノゲイラのイメージを、まさに体現しています」と太鼓判を押した。

ミリー・アルコック (C)Zeta Image