ぐんま地域共創パートナーズ株式会社(代表取締役 鏡山 英男、以下「GRASP」)は、ぐんま地域共創2号ファンド(以下「本ファンド」)を通じて、地域事業者である株式会社千明仁泉亭(代表取締役 千明 孝夫)、株式会社大澤屋(代表取締役 大河原 秀之)、有限会社伊香保おかめ堂本舗(代表取締役 松本 由起)と共同して、まちづくり会社・株式会社(代表取締役 岡 嘉紀、以下「石楽」)を設立しました。
本ファンドからの出資を起点として、渋川市や一般社団法人渋川伊香保温泉観光協会(会長 関口 征治、以下「観光協会」)など地域ステークホルダーと密接に連携をはかり伊香保温泉街の活性化に取組んでまいります。



主な施策について
1.築100年の建物を再活用
 伊香保石段街中腹に位置する「市川旅館」(営業休止中)を石楽が取得しました。当建物は石段街のランドマーク的存在として、人々が憩うセンターハウスの機能を担う方針です。築100年超という建物の味わいを活かしたリノベーションを施したうえで、地域に不足している飲食店や物販店を誘致します。
リノベーションは、古き良き建物を現代に活かすというコンセプトに共鳴した株式会社廣神建設(代表取締役 廣神 壮郎)と株式会社山本和之建築都市設計事務所(代表取締役 山本 和之)に依頼し、建物の持つ歴史やストーリーを大切にし地域と調和しながら今日の観光客も心躍る空間づくりを目指します。本プロジェクトでリノベーションを施した複合商業施設の開業は、2024年秋ごろを予定しております。

現在、テナントとしては、うどん店、セレクトショップ等を想定していますが、広く入居希望を募っていく予定です。



2.地域ステークホルダーとの連携
2016年に渋川市と群馬銀行の間で締結された「連携協力に関する包括協定」の具体策として、観光振興のためのシティプロモーションの連携や、空き家活用等による商工業者の起業・経営支援の連携などの検討を進めていきます。これにより、今後、石楽でも複数の中古物件を取得・賃借して開発し、まちなかににぎわいを創出していきます。
また、観光協会や地域の事業者とともに、イベントやプロジェクトを企画・開発したり、地域の魅力をデジタルマーケティング技術等の活用により発信したり、地域の一体的な取組を側面から支援していきます。
今後、まちづくりを担う人材を募集するとともに、随時まちの課題検討の会議等に参画してくれる人やアイディアを広く募っていく方針です。




配信元企業:ぐんま地域共創パートナーズ株式会社

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