ラーメン二郎「三田本店」

ゴワゴワわしわしの太麺、噛んだ瞬間とろける豚、山のように盛られたヤサイ、刺激的な香りを放つニンニクとアブラ──。人間の様々な感覚に働きかけるラーメン二郎は、たくさんの人を虜にしてきた。

駐日ジョージア大使・ティムラズ・レジャバ氏は、ラーメン二郎を食した後にまさかの事態に見舞われて…。

【関連記事】イタリアでラーメン二郎を再現した猛者、完成度の高さに目を疑う… 調理の舞台裏が最高

 

■二郎を食した駐日ジョージア大使

27日、レジャバ氏は自身の公式X(旧:ツイッター)でラーメン二郎三田本店を兄弟で訪れたことを明かした。

Xでは、たびたびグルメや観光情報を発信しているが、特にラーメン二郎はお気に入りの様子。過去にも、二郎の店舗を“表敬訪問”している

今回も大満足だったようだが、翌日28日には「助けてください」という意味深な文面を投稿。「二郎食べてから約20時間。いくら走ってもまだ食後の気分だし、エネルギーがなくなりません」と、1日経っても満腹感が続いていることを明かしたのだ。

その後、筋トレやバスケなどをして、ようやくお腹の中に溜まった二郎を消化したようだ。

 

関連記事:イタリアでラーメン二郎を再現した猛者、完成度の高さに目を疑う… 調理の舞台裏が最高

■ネットで驚きの声

食べた翌日もお腹が空かないという二郎の「脅威」はネット上で話題に。「二郎の恐ろしさを身をもって証明するとは…」「学生時代、昼に二郎大盛り食べてから翌日夕方までお腹減らなかった」「一日一食で足りる」など、腹持ちの良さに共感する人が続出。

一方で、「二郎そんなにすごいんですね」「一日腹減らないのやばすぎ」「一体どんなラーメンなの…」といった声も見受けられる。ラーメン二郎はどれほど腹持ちが良いのか気になる人も多いようだ。

僭越ながら、20代の頃に週1で二郎に通い詰めた「ジロリアン」の記者が解説したい。

関連記事:イタリアでラーメン二郎を再現した猛者、完成度の高さに目を疑う… 調理の舞台裏が最高

■二郎の腹持ちが良い理由は…

ラーメン二郎

ジロリアン」ならご存知、二郎の麺量は一番少ない小でも300グラム前後、大だと400~500グラム前後と非常に多い。追加トッピングでヤサイやアブラをオーダーすれば、さらに量が増える。

ボリュームに加えて、早く食べがちなことも関係していると思う。人気の高い二郎は開店時から長蛇の列ができる。店の外で並ぶ人のことを考えると、無意識に「早く食べないと…」という心理が働き、つい咀嚼回数が少なくなりがち。そもそも、ある程度勢いをつけて食べないと完食は難しい。

このように流し込むように食べるため、消化にも時間を要すると考えられる。実際、記者も昼の12時に二郎を早食いすると、深夜になってもお腹が空かないということが多々あった。

二郎を食べる日は一日一食ということも珍しくないのだ。

 

関連記事:ファミマの二郎系ラーメンが激ウマ… ガチ勢の記者を唸らせた「仕掛け」

■二郎を食した後の「魔力」

山のように盛られたラーメンを食べた後は、頭から足の先まで満腹になる感覚だ。翌日までこの満腹感に支配されるため、「しばらく二郎はいいかな…」と思ってしまう。

だが、数日後には「また食べたいな」と思い、気付いたらまた店舗に足を運んでいるのだ。「ジロリアン」はある種、二郎の醸し出す「魔力」に取り憑かれていると言える。

レジャバ氏にもこの片鱗が見受けられる。二郎を食べた2日後の29日には、「本来の体調に戻すのに2日ほどかかりました。こんなにヘビーな食べ物だと思っていませんでした。だから、次に二郎のお店で食べるまではさすがに少し間を空けたいと思います」と投稿。

当面、二郎を自粛するのかと思いきや、同ポストには「今日は家で鍋二郎を頂きます」と綴られ、家族で大鍋に入った二郎ラーメンを食す写真が添えられているのだ。

これからも、レジャバ氏の二郎への情熱は“マシマシ”であり続けるに違いない。

 

関連記事:ファミマの二郎系ラーメンが激ウマ… ガチ勢の記者を唸らせた「仕掛け」

■執筆者プロフィール

斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。

某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。

チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。

今期の推しは、『正直不動産2』(NHK)、『院内警察』(フジテレビ系)、『不適切にもほどがある!』(TBS系)。

好きなラーメン二郎の店舗は、仙川店(東京都調布市)と上野毛店(東京都世田谷区)。

ラーメン二郎を訪れた駐日ジョージア大使、食後に“異変”が… 「恐ろしさを証明」共感の嵐