プレミアリーグ第22節が31日に行われ、マンチェスター・シティバーンリーが対戦した。

 前人未到のリーグ4連覇を目指すマンチェスター・シティはここまで19試合を消化し13勝4分3敗の成績で暫定3位。直近では5戦負けなしと好調を維持しており、4連勝を目指す今節は本拠地『エティハド・スタジアム』に19位バーンリーを迎える。ジョゼップ・グアルディオラ監督はロドリケヴィン・デ・ブライネフィル・フォーデンらを先発起用。負傷離脱中だったアーリング・ハーランドもベンチ入りを果たしている。

 マンチェスター・シティは序盤からボール保持率を高め、両サイドフォーデンジェレミー・ドクを起点にゴール前に迫っていく。16分、右に開いてボールを受けたフォーデンがボックス内右へ長いスルーパスを供給。走り込んだマテウス・ヌネスが巧みな反転から中央へ折り返すと、待ち構えていたフリアン・アルバレスが頭で合わせ幸先良く先制に成功した。

 リードを奪ったホームチームは22分、敵陣中央でFKを獲得するとキッカーのデ・ブライネはボックス内へのスルーパスを選択。走り込んだアルバレスがゴール左下隅に流し込み、あっという間に点差を広げた。その後も27分にヌネス、35分にヨシュコ・グヴァルディオールが際どいシュートを放つなど、チャンスを作り続けるマンチェスター・シティ。各局面でバーンリーを圧倒し続け、スコア2-0のまま前半を折り返した。

 迎えた後半、マンチェスター・シティキックオフと同時に敵陣内へと侵入。右を駆け上がったフォーデンカットインから後方へ落とし、最後は走り込んだロドリが狙い澄ましたシュートをゴール右下隅に沈めた。苦しい展開となったバーンリーは52分、ゼキ・アムドゥニがボックス内へ抜け出しフィニッシュに持ち込むも枠に飛ばすことができず。59分には3枚替えを敢行し状況の打開を図るも、なかなか反転攻勢に転じることができない。

 マンチェスター・シティは71分にデ・ブライネを下げてハーランドを投入。23歳の“怪物”にとっては昨年12月の第15節アストン・ヴィラ戦以来のリーグ戦出場となった。その後はややペースダウンし、90+3分にはダヴィド・ダトロ・フォファナ折り返しからアミーン・アル・ダヒルに追撃の1点を献上する。しかし、それ以上の反撃は許さず試合はこのまま3-0で終了。4連勝を飾ったマンチェスター・シティが2位の座をキープしている。
 
 次節、マンチェスター・シティ2月5日にアウェイでブレントフォードと、バーンリーは3日にホームでフルアムと対戦する。

【スコア】
マンチェスター・シティ 3-1 バーンリー

【得点者】
1-0 16分 フリアン・アルバレスマンチェスター・シティ
2-0 22分 フリアン・アルバレスマンチェスター・シティ
3-0 46分 ロドリマンチェスター・シティ
3-1 90+3分 アミーン・アル・ダヒル(バーンリー)

【動画】ハーランド復帰のマンCバーンリーに3発快勝!
マンCがコンパニ監督率いるバーンリーに快勝! [写真]=Getty Images