グローバルや多様性社会の視点でのブランディング、コンテンツ制作、マーケティングを得意とする株式会社しいたけクリエイティブ(東京都品川区、代表取締役:本郷誠哉)は、「ジャパントラベルアワード」の2024年度の受賞者を発表しました。
◆「ジャパントラベルアワード」とは
2021年に発足した、観光からより良い社会をつくることを目的としたアワードです。 観光における DEI(Diversity, Equity, Inclusion = 多様性、公平性、包括性)、サステナビリティ、インバウンドへの取組みを審査し、 ただの観光地ではない「感動地」に相応しい地域や企業を表彰しています。
アワード発足3年目の今年は、過去最多163件のエントリーから18の地域や企業がファイナリストに選ばれ、審査員による現地審査を経て、グランプリ・部門賞・特別賞が発表されました。
◆ 受賞企業・地域
【グランプリ】
ゼログラヴィティ(一般社団法人ゼログラヴィティ / 鹿児島県瀬戸内町)
受賞理由:「ゼログラヴィティ(無重力)」という名前の通り、障害の有無にかかわらず、誰もが大切な人と一緒にマリンスポーツを楽しめる。宿泊施設、ボート、プールも全てバリアフリー。誰がも体験を楽しめる工夫や努力が当アワードの価値観と共鳴し、審査員の心に最も深く響いた。
<審査員からのコメント>
障害を抱える人とそうでない人が一緒に海を楽しむことが可能だと証明したことは、高く評価されるべき。(Travel Massive 創設者 / イアン・カミング)
まさに、ゼログラヴィティな体験。こんなにも誰かを想ったサービスがあることに驚いた。このようなアイデアや活動が、世界を平和へと動かしてくれるのだろうと思えた。(東京都旅行業協会理事・株式会社JOINT ONE 代表取締役 / 伊藤真理香)
最も評価されたポイントは、その特殊性や専門性ではなく、誰もが楽しみを共有できるようにしていること。私たちの生活に喜びを加えてくれるそんな努力こそ、賞賛されるべきです。(ジャパントラベルアワード審査員長 / 本郷アリー)
【アクセシブル部門】
【LGBTQ+部門】
【サステナブル部門】
株式会社ラグーン / 沖縄県恩納村
【インバウンド部門】
【文化部門】
海女小屋体験施設さとうみ庵
海女さんとの交流というユニークな観光体験を旅行者に提供しながらも、季節や天候に左右されがちな海女さんの副収入に繋がるという側面から、地域の誇る文化遺産の保護に大きく貢献していることが評価された。
【ファミリー部門】
森の国 Valley
受賞理由:子連れファミリーにも優しく快適な宿泊施設を有する「森の国 Valley」。日々の暮らしや自然との共生について考えるきっかけを、工夫を凝らしながら大人にも子供にも提供していることが評価された。
【観光開発部門】
【トランスフォーマティブ・トラベル部門】
田歌舎
自給自足を目指す集団のライフスタイルや自然や動物との共存について、真正面から伝える体験。表面的でない持続可能性について深く学び、考えるきっかけを旅行者へ与えていることが評価された。
INOW
日本初の「ゼロ・ウェイスト」の取り組みの背景や住民の暮らしぶりを、多角的に外国人旅行者に伝えている。地元住民や企業との交流を通じて旅行者に知恵を共有する、まさに変革的で教育的な体験であることが評価された。
【宿泊施設部門】
◆ 3月7日、表彰式を「東京アメリカンクラブ」で開催
2024年度の受賞者、過去の受賞者、審査員に加え、観光に携わる自治体関係者などが参加予定の表彰式では、受賞者や審査員によるパネルディスカッションも開催します。
【開催概要】
・日時:2024年3月7日 (木) 14:00 - 18:00 (開場: 13:45)
・場所:東京アメリカンクラブ New York Ballroom
・申込:事前申込必須 ▶︎ お申し込みはこちらから
<スケジュール>
14:00 - 15:00 表彰式
15:15 - 16:15 パネルディスカッション:「観光地から感動地へ」
16:15 - 18:00 交流会
◆ 運営会社:株式会社しいたけクリエイティブ
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