オリックス・バファローズ

オリックスはチームも宮崎入りし、2日のキャンプインに向けて最後の自主トレを行うなど調整をした。毎年、全国のファンがキャンプを楽しみに駆けつけているが、オリックスが黄金時代に突入したこともあり、ホテルは昨年の早い段階で満室になっていた。

キャンプ地までのシャトルバスも週末や祝日は混雑が予想され、乗車できないバス停も発生する可能性があるので、バスを考えている方は頭に入れておいたほうがいいだろう。ちなみにレンタカーは駐車場が広いためオススメだ。

 
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■宮崎グルメ

前回はバファローズタウン内のグルメについて紹介したが、今回は宮崎グルメをいくつか紹介したい。宮崎市は繁華街が1つに集中しているため、キャンプ期間中の繁華街の夜は各球団のファン、マスコミ、関係者、そして選手たちが街を賑やかにしている。

まず、宮崎グルメの筆頭といえば地鶏の炭火焼きだろう。1番有名なのは『丸万』。こちらは骨つき、骨抜きが選べて、弾力のある地鶏を味わうことができる老舗。繁華街に2店舗構えているので、比較的入りやすいかもしれない。他の店舗では地鶏を使った刺身などを堪能できるところもあるので、地鶏を満喫してもらいたい。

 

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■宮崎市内で食べ比べも

オリックス・バファローズ

続いてはチキン南蛮。こちらは『おぐら』が有名だが、繁華街に限らず宮崎市内であれば各店舗ごとに違ったタルタルソースチキンの南蛮漬けが提供されており、弁当屋やスーパーの惣菜コーナーも含めて食べ比べてみるのも面白いだろう。

コロナ禍中は繁華街の店舗がほとんど休業していたため、郊外の定食屋でチキン南蛮定食を頼んで食べたが、胸肉を使う店が多い中、もも肉でこちらのチキン南蛮もかなり美味しかった。宮崎市内であればチキン南蛮で外れることはないと思う。

オリックス・バファローズ

また宮崎に行ったなら食べてみたいのが宮崎牛。今年はファンクラブの特典からなくなってしまったのが残念なところだが、焼肉に関しては少し郊外のほうが名店が多い。レンタカーで通うなら調査しておくのもオススメだ。

オフ日にしか行けないが、ランチなら『サラン』がお値打ち価格で宮崎牛の焼肉を堪能できる。

 

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■人気店は早めに予約を

オリックス・バファローズ

最後は宮崎名物の釜揚げうどん。高橋慶彦コーチがこよなく愛した『五味八珍』は残念ながらビルの解体により閉店してしまったが、宮崎キャンプに行ったなら最初に行く確率の高い『織田薪』(おだまき)、夜間営業の『戸隠』、長嶋茂雄氏が通っていた『重乃井』など、アツアツの柔らかい細麺がたまらないうどんの名店がズラリとある。

『重乃井』は夕方までに閉店してしまうので、オフ日やキャンプ見学を早く切り上げないと厳しいが、『織田薪』、『戸隠』はシメで利用する人が多い。ラーメンよりも罪悪感がないかもしれないが、かなり食べやすいので要注意。ただ宮崎に行ったならうどんは必ず食べてほしい。

他にも冷や汁をはじめ、宮崎野菜を使った食べ物や、日向夏など果物も美味しい。そしてお酒の種類も各店ごと豊富に揃えているので、朝からキャンプを楽しんだ後は、宮崎の夜を十分に楽しんでもらいたい。なお人気店は早めに予約しておくのがオススメ。もちろん予約不可なお店もあるので、各店の情報は事前に調べておくといいだろう。オリックスの球春到来まであと1日だ。

 

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■執筆者プロフィール

どら増田
どら増田:1973年神奈川県横浜市出身。幼い頃に初代タイガーマスクに衝撃を受けてからプロレスや格闘技を見続けている。同じく幼い頃から見ていたプロ野球は紆余曲折を経て2010年からオリックス・バファローズを応援。

音楽やエンタメ、グルメなどのイベントプロデュースの仕事をしていたが、2014年からスポーツライターの道へ。

横浜在住にもかかわらず京セラドーム大阪を中心にオリックスを現場取材する傍ら、新日本プロレススターダムRIZINなどプロレス・格闘技の現場取材をしつつ多媒体で執筆している。

2018年にはスカイAで放送されたオリックス山本由伸と当時はキックボクサーだった那須川天心の神童対談実現に尽力した。ペンネームの由来はレジェンドレスラー藤波辰爾ドラゴンから来ており、取材を通じて藤波本人から公認を貰っている。

【オリ熱イズム2024】オリックス宮崎キャンプのススメ 〜宮崎グルメ堪能編〜