秋田県境までもうちょっと!

残るはあと少し「日本海東北道」延伸

国土交通省 酒田河川国道事務所は2024年1月31日日本海東北道の「遊佐比子IC~遊佐鳥海IC」間6.5kmが3月23日(土)に開通すると発表しました。

北陸道秋田道をつなぐ日本海沿いの高規格道路として建設が進む日本海東北道のうち、山形県酒田市から遊佐町にかけての「酒田みなと~遊佐」区間12.0kmが、今回の延伸で全線開通となります。開通区間の途中には遊佐菅里ICが設けられるほか、終点の遊佐鳥海ICは国道345号に接続します。

日本海東北道の新潟~山形県境付近は40km弱が未開通となっていますが、今回の開通区間は、実質的に宮城から続く山形道の延伸部と見ることもできます。

なお、遊佐鳥海ICから北、秋田県境を経て象潟ICまでは「遊佐象潟道路」の名で事業が進んでおり、2026年度までに順次開通する予定。これにより秋田道までがつながります。残る新潟~山形県境前後の「朝日温海道路」は開通予定こそ示されていないものの、2023年12月には2本目のトンネル貫通を迎えるなど、工事が急ピッチで進んでいます。ここがつながれば、「日本海沿い高速道」の完成です。

開通間近の遊佐比子IC~遊佐鳥海IC(画像:酒田河川国道事務所)。