リヴァプールに所属するウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスが、珍しい記録を樹立したようだ。

 プレミアリーグ第22節が1月31日に行われ、リヴァプールチェルシーと対戦。23分にディオゴ・ジョッタのゴールで先制すると、39分にはコナーブラッドリーが追加点をマーク。後半にもドミニク・ソボスライとルイス・ディアスが追加点を挙げ、4-1で勝利を収め、リーグ戦4連勝を飾った。

 この試合に先発出場したヌニェスは序盤から積極的にシュートを放っていたが、チェルシーのGKジョルジェ・ペトロヴィッチに好セーブされポストに直撃したほか、前半終了間際にはPKキッカーを務めたものの、右ポストに阻まれて決めることができず。さらに後半にはヘディングシュートがバーに当たるなど、フル出場したものの、得点を奪うことはできなかった。

 データサイト『OPTA』によると、ヌニェスは(2003-04シーズン以降の)プレミアリーグで1試合の間に4回のポスト直撃を記録した史上初の選手になったという。

 なお、イギリスメディア『Squawka』によると、11本のシュートを記録したヌニェスは、2016年のズラタン・イブラヒモヴィッチ(12本)、2023年のマルティン・ウーデゴーア(11本)に続いて、過去8シーズンのプレミアリーグで11本以上のシュートを記録しながら、無得点に終わった史上3人目の選手になったことも伝えられている。

 試合後、ヌニェスについてユルゲン・クロップ監督はイギリスメディア『BBC』で「彼はPKを外したことを本当に落胆していた」ことを明かした一方で、「彼にとっては本当に厳しいものだった。その後のヘディングシュートもクロスバーを直撃したしね。大きな失望を経験した後でも、彼はまた向かっていっていて、それが最も重要なことだ。状態は抜群だが、まだ少し不運なだけで大丈夫だ」と問題がないことも強調した。

ハイライト動画】リヴァプールvsチェルシー
チェルシー戦は無得点に終わった(右)ヌニェス [写真]=Getty Images