シェフィールド・ユナイテッドレスター・シティオーストラリア代表DFハリー・サウター(25)獲得を目指しているようだ。

プレミアリーグ最下位のシェフィールド・U。開幕から苦しみ続けるチームは昨年12月、“功労者”クリス・ワイルダー監督を2年9カ月ぶりに再登板させるも、その後も黒星が重なり、残留圏内17位との差は「9」まで開いている。

イギリスフットボールインサイダー』によると、22試合54失点の守備を再構築する考えのもと、チャンピオンシップ(イングランド2部)首位のレスターで半ば構想外となっているサウターを獲得すべく、現在急ピッチでクラブ間交渉を進めているという。

サウターはオーストラリア代表としてアジアカップに参戦中。28日のインドネシア代表戦(ラウンド16)で国際Aマッチ通算26試合「11」ゴールとした198cmセンターバックだが、今季レスターでは公式戦4試合188分間しかプレーできていない。ベンチ外も珍しくない状況だ。

プレミアリーグにおける実績としては、今からちょうど1年前、2022-23シーズン冬の移籍市場最終日にストーク・シティからレスターへの加入が決まり、後半戦12試合に出場…この時も2部降格危機にあえいでいたレスターの“緊急補強”だったが、これを防ぐことはできなかった。

なお、サウターはアジアカップ開幕後、滞在中のカタールから「移籍は頭にない」とコメントしつつ、「代表チームに居続けるためにはクラブでプレータイムを確保しないとね」とも語っている。