株式会社スマートバンク(本社:東京都品川区、代表取締役:堀井 翔太)より、新NISA開始にあわせて、資産形成のヒントになる情報をまとめたニュースレターをお届けします。今回は、FP資格を保有し、共働きで子育てもしている「FPママ」132人に、NISAの利用状況や資産形成の資金を捻出するために行っている家計管理について聞きました。

FPママのNISA利用実態


共働きで子育てもしている「FPママ」132人に新NISAの活用状況を尋ねたところ、94.7%が新NISAを活用していると回答しました。具体的なNISAの活用実態を尋ねたところ、NISAを活用した資産の合計額は平均で202.9万円、毎月資産運用に回している資金は平均で38,143円、NISA「つみたて投資枠」利用者の積立金額は月平均で32,397円となりました。

2024年1月からの新NISAでは「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の併用が可能となっています。具体的な利用方法を尋ねたところ、「つみたて投資枠のみ利用」が42.4%、「成長投資枠のみ利用」が18.2%、「つみたて投資枠と成長投資枠を併用」が34.1%となりました。

また、93.9%が、このような資産形成にあたって「節約」や「家計管理」をしていると回答しました。

資産形成の資金はどうやって捻出している?FPママ家庭の家計管理実態

FPママの間では、NISA制度を多くの方が活用していることがわかりました。次に、FPママの家庭では、資産形成の資金を捻出するためにどのような家計管理をしているかについて調べました。

家計の管理、約7割が「家計簿アプリ」を活用

家計の支出を管理する方法を尋ねたところ、36.4%が「紙・エクセルと家計簿アプリの併用」、31.8%が「家計簿アプリ」と回答し、合わせて68.2%が「家計簿アプリ」を活用していることがわかりました。


一般家庭との差がくっきり!FPママ家庭では、夫婦共同の家計管理が主流

家計管理に対して「夫が無関与」の割合は、一般家庭と比べて13.8pts低い傾向

家計管理の夫婦の分担について尋ねたところ、「夫婦共同」が53.0%で最多の回答となりました。続いて「妻が中心、夫も少し関与」が34.1%、「妻が中心・夫は無関与」が9.8%となりました。「妻が中心、夫は無関与」と回答した割合を一般家庭と比べてみた※1ところ、FPママ家庭の方が13.8ポイント低いことがわかりました。

※1:2023年12月12日 株式会社スマートバンク「世代別の夫婦の家計管理」調査 調査結果との比較、調査対象 20代~60代の既婚の男女924名(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000080496.html


全収入を持ち寄る「一体型」が47.0%、一部収入を持ち寄る「拠出型」が32.6%

合わせて、約8割が夫婦で収入を持ち寄って家計に

家計のタイプを尋ねたところ、夫婦の全収入を持ち寄り家族のお金とする「一体型」が47.0%、夫婦ともに収入の一部を持ち寄り家族のお金とする「拠出型」が32.6%で合わせて79.8%が夫婦で収入を持ち寄っていることがわかりました。支出毎に夫婦で分担する「支出分担型」は7.6%、夫婦のどちらかが全ての生活費を負担する「扶養型」は3.0%、各自支払いをした上で負担が偏らないよう精算する「精算型」は8.3%となりました。



月々のお小遣い額、FPママは平均15,899円・夫は平均22,270円

月々のお小遣い額を尋ねたところ、FPママは平均で15,899円、夫は平均で22,270円でした。


20.5%・約5組に1組が、夫婦でのお金に関する話し合いを「毎日」実施!

夫婦間のお金に関する話し合いの頻度を尋ねたところ、「週2回~3回」が37.9%で最多の回答となりました。続いて「毎日」が20.5%となり、約5組に1組が「毎日」話し合いを行っていることがわかりました。


専門家コメント


節約アドバイザー 丸山晴美

22歳の時に節約に目覚め、1年で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニ店長などを経て2001年節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー(AFP)、消費生活アドバイザー、宅地建物取引士(登録)、認定心理士、家庭の省エネエキスパート検定合格、調理師などの資格を持ち、食費や通信費など身の回りの節約術やライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどをテレビやラジオ、雑誌、講演等で行っている。著書「得するお金のスゴ技大全」(宝島社)、「節約家計ノート2023」(東京新聞)など多数。

公式HP「らくらく節約生活。」 http://www.maruyama-harumi.com

 物価上昇が続き、現金の価値が目減りしている中、お金のプロでもある子育て中のママFP(ファイナンシャルプランナー)が資産形成に新NISAを活用しています。資産形成には「長期・積立・分散投資」を意識することで、投資による資産の目減りを軽減しながらも、収益の安定化が期待できるとされています。これから中長期で必要になるであろう出費に投資を含めた資産形成が、今後さらに求められることでしょう。

 投資をするためには高額な資金が必要と思われがちですが、100円から始めることもできるため、固定費の見直しや日々のやりくりだけでも、捻出できる金額です。家計の見直しは、夫婦で家計を共有して給料日前後だけではなく、お子さんの成長や進学、高額な買い物など、折に触れて話し合いをすることが大切です。お互いのお金の意識を高めるためには、日々のやりくりからどのように資産形成をするのかを具体的な数字を出しながら話し合いをすることでより具体的なプランを作ることができるでしょう。

参考情報

B/43ペアカード(共有口座)を使い始めてよかったこと1位は

「お金の節約について話し合いがしやすくなった」(ユーザー調査より)

未婚の「B/43ペアカード」(共有口座)利用者に対し、「B/43ペアカード」(共有口座)を使い始めてよかったと思うことについてを尋ねたところ、「パートナーとお金の節約について話し合いしやすくなった」が65.5%でトップとなっています。


B/43ペアカード事例紹介|夫婦共同の家計管理をはじめて1ヶ月で6万円の節約に


30代の夫婦|ぺこさん・ぬまさん

家計改善に向け、「B/43ペアカード」ですべての支払いを集約して一元管理することに。ふたりで相談して食費の予算とルールを決め、B/43で支出の進捗を確認しながら、1ヶ月で約6万円の節約に成功しました。お互いの支出がわかるので話し合いがしやすくなり、お金の使い方にメリハリをつけることで、無理することなく改善することができました。

調査概要

調査名  :FPママの新NISA利用実態及び家計実態調査

調査期間 :2024年1月12日~2024年1月15日

調査対象 :AFP、CFP(R)、FP技能士(1級・2級)のいずれかの資格を有する人

      20代~40代、お子さまがいる女性

有効回答数:123人

調査方法 :ネットアンケート(Fastask)

調査主体 :株式会社スマートバンク


本件に関する報道関係者からのお問合せ先

株式会社スマートバンク 広報担当:岩田

電話:050-5536-3904 メールアドレス:pr@smartbank.co.jp


配信元企業:株式会社スマートバンク

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