グローバルコマースをリードするShopify(ショッピファイ)の日本法人Shopify Japan 株式会社(本社:東京都渋谷区カントリーマネージャー:太原 真、以下:Shopify Japan)は、Shopifyが「Shopify Winter ‘24 Eiditon」を発表し、新たに100種類以上の機能・製品アップデートをリリースしたことをお知らせします。
(https://www.shopify.com/jp/editions/winter2024)

今回のEditionでは、主にShopifyの基盤となるソフトウェアの強化に焦点を当てたアップデートを提供します。

Shopifyの基盤の強化は、何をShopify上で構築することができるかを大きく左右することになるため、今回のようにソフトウェアに焦点を当てたアップデートは必要不可欠です。
Winter ‘24 Editionでリリースされるアップデートの中で、ハイライトする機能・製品は、以下の通りです。

コンバージョンを上げる

販売商品の掲載サポートや、ストアの訪問客に購入を促すための機能を中心にアップデートしています。

商品販売

販売商品をストア上にどのように掲載するかによって、コンバージョンは大きな影響を受けます。そこで、それを支援する機能をアップデートしました:

  • バリアントの制限を2,000に引き上げ: 新しいGraphQL APIにより、Shopifyの現在のバリアント制限を100から2,000に引き上げます。そのため、複雑な商品カタログやバリエーションに富んだ配色、サイズ、SKUオプションを利用する際に役立ちます。

  • バリエーションを展開する商品ページのグループ化: 例えばカラースタイルなど、複数のバリエーションで展開する商品を販売する際に、購入者は1つの商品リストから他のバリエーション商品を閲覧し、購入することができます。各バリエーション商品は、一つのページにグループ化して表示することもでき、それぞれの商品詳細ページを作成し、説明や商品イメージをつけることも可能です。

  • より優れた商品分類: 新しい商品分類により、商品リストの作成をより短時間で簡単に行うことができます。商品ページでは、標準化されたカテゴリーカテゴリー固有の商品属性(例:カラー、年齢層、サイズなど)が異なるバリエーションに自動的に適用されるため、手作業を減らすことができ、ソーシャルやマーケットプレイスのチャネルに公開する商品をより見つけてもらいやすくなります。

ストアフロントのパフォーマンス向上

スピードはコンバージョンに最も影響する要素といえます。新しいウェブパフォーマンスダッシュボードでは、業界標準のコアウェブバイタルである1)読み込みにかかる時間、2)インタラクティブ性、3)ビジュアル表示の安定性を表示します。

過去1年間で、グローバル・インフラを300ポイントまで拡大し、ストア画面の読み込み時間の速度を35%向上しました。これにより世界中から0.05秒以内にアクセスできるようになりました。

セマンティック検索

私たちは、文字通りの言葉だけでなく、言葉の文脈や背景を理解することでコミュニケーションを図ります。同じように情報を検索する際も、検索ワードによってマッチングした商品情報を表示するだけでは、本当に探している情報が表示されるとは限りません。

セマンティック検索は、AIを活用した新しいストアフロント検索機能で、キーワードの枠を超え、買い物客が探している商品の意図までを理解し、属性に紐づいた関連性の高い検索結果を表示します。買い物客がより直感的にほしい商品を検索できるようになることで、コンバージョンの向上にも貢献します。

例えば、「冬に着る暖かい服」と入力すると、特定のキーワードが使用されていなくても、買い物客がセーターやニット帽、毛糸の靴下などを探していると認識します。

セマンティック検索は、まず英語のみで提供し、将来的には日本語を含めた他の言語でも提供していく予定です。

Shopify Checkoutをアップグレード

Shopify Checkout(https://www.shopify.com/jp/checkout)は、インターネット上で最もコンバージョンの高いチェックアウトです。それをさらに強化する機能を追加しています。

  • One-page checkout: One-page checkout機能により、チェックアウトで表示されるページ数を3ページから1ページにまとめたことで、購入を完了するまでの時間が平均4秒短縮しました。

  • Checkout Extensibility: Shopifyのチェックアウトをカスタマイズするために新たに14種類のAPIや機能アップデートを追加しました。さらに、アップセルや、ロイヤリティプログラム、購入後のアンケート、コンバージョントラッキング、カスタムコンテンツなどの機能を利用できるようにするための90種類以上の新しいアプリも追加しています。

Subscriptions(定期購入)

Shopify Subscriptionsは、Shopifyの管理画面からサブスクリプションを直接設定し、管理できるようにする無償機能を提供します。

オペレーションの効率化を高める

Shopifyは、AIを活用した機能を提供することで、コマースビジネスの業務を効率的に行えるよう支援します。

Shopify Magic

ShopifyはShopify Magic(https://www.shopify.com/ca/magic)というAIに対応した機能群を無償で提供しています。Shopifyのプラットフォームの基盤にAIを組み込み、事業者の最先端ビジネスの運営をサポートしています。

Media Editor

オンラインストアを構築するには、高品質なメディアアセットを数多く準備する必要があります。Media Editorでは、Shopify管理画面上で生成AIを活用し、商品画像を簡単に生成することができます。数回のクリックやキーワードの入力だけで、オリジナル画像の作成やプロレベルの画像編集ができ、テクニカルなデザインスキルは必要ありません。また、不要なピクセルを消したり、低解像度画像(最大4Kまで)のディテールを強調したりするなど、補正作業もできるようになります。

Sidekick

Sidekickは、世界初となるAI対応のコマースアシスタントです。Sidekickを利用することで、生産性の向上や、ワークフローの改善、スマートな意思決定を支援します。現時点では、限定的なリリースとなります。

※本リリースは、Shopify, Inc.が現地時間 2024 年1月31日付で発表した報道資料(https://www.shopify.com/news/edition-winter-24)の抄訳版です。

■Shopifyについて
カナダオタワ州で創業したShopify(ショッピファイ)は、世界トップクラスのコマースプラットフォームやコマースに不可欠なサービスを提供します。起業家から中堅中小企業、大手企業まで、あらゆる規模の小売業のコマースの立ち上げからマーケティング、事業拡大、運営までを単一のプラットフォームで実現します。
世界175 カ国以上で展開され、「すべての人に、より良いコマース体験を」のミッションのもと、スピード、信頼性、セキュリティを重視した設計のプラットフォームとサービスにより、オンラインや実店舗、あるいはその融合された場所でも、世界中の顧客に寄り添った、満足度の高いお買い物体験を実現します。

国内では、味の素社、WEGO (ウィゴー)、オリオンビール亀田製菓、KINTO(キントー)、コンバースジャパン、JUN(ジュン)、Soup Stock Tokyo(スープストックトーキョー)、タンスのゲン、NEW ERA(ニューエラ)、Francfranc(フランフラン)、Blue Bottle Coffee Japan(ブルーボトルコーヒージャパン)、横浜FC、海外では、Allbirds(オールバーズ)、Heinz(ハインツ)、Netflixネットフリックス)、Mattel(マテル)など、多くのブランドに利用されています。

詳細はこちらをご覧ください:https://www.shopify.com/jp

配信元企業:Shopify Japan 株式会社

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