バイエルンは1日、来夏の加入が決定していたグラナダ所属のスペイン代表FWブライアン・サラゴサを前倒しで獲得したことを発表した。

 サラゴサは昨年12月、グラナダ史上最高額の推定1500万ユーロ(約24億円)でバイエルンへの完全移籍が決定。今シーズン終了まではグラナダに残留し、次の夏の移籍市場でバイエルン2029年6月30日までの5年契約を締結したことが発表されていた。

 しかし、バイエルンフランス代表FWキングスレイ・コマンが左ひざ内側側副じん帯を断裂。最大3カ月あまり戦線離脱を余儀なくされるため、サイドアタッカー不足に悩まされることが予想された。

 そこで今回、バイエルンは主力が抜けた穴を補うべく、サラゴサを前倒しで獲得することを発表した。

 B・サラゴサはバイエルンの公式サイトで次のようにコメントしている。

「世界最大のクラブの一つであるバイエルンで成長するために、移籍することを決めました。グラナダとは一緒に過ごした素晴らしい時間があり、クラブが私のために可能にしてくれたすべてのことに、とても感謝しています。それは決して忘れません。そして、今も私はバイエルンに素晴らしいサポートを感じています。これから何が起こるか楽しみです。私たちは高い目標を掲げています」

【動画】バイエルンがB・サラゴサの獲得を発表!


 

バイエルンへの前倒し加入が決まったブライアン・サラゴサ[写真]=Getty Images