先日週刊誌にて報じられた日本代表MF伊東純也の性的暴行疑惑。その影響でアジアカップのメンバーから彼が除外されることが発表され(後に2月1日での除外は撤回された)、波紋が広がっている。

そして2月1日には伊東純也が所属しているフランスリーグアンのスタッド・ランスもこの事件に対しての声明を発表した。

「スタッド・ランスは、伊東純也選手に対して今週水曜日に日本のメディアが報じた記事、および選手側が行った名誉毀損の告訴に注目している。

伊東純也がこれまで見せてきた人間的な資質と振る舞いについていえば、我々はなにも疑念を持っていない。彼はスタッド・ランスのメンバーであり続ける。

メディアの主張を裏付ける調査の結果を待っている。現時点では、我々は日本の当局による捜査の進展について何の情報も持っていない。

報告された事実はインターナショナルマッチウィークでの休暇中に起きたものだ。スタッド・ランスは現時点で選手と連帯している。

クラブは疑惑に関する具体的な情報を待ちながら、その事件の進展を注視していくことになる。

ただ、スタッド・ランスはこのような重要な問題を無視することはできない。クラブは積極的に行動し、沈黙を続けるつもりはない。

フランスプロサッカーリーグと共同で、我々は女性に対するあらゆる暴力に対する抗議に取り組んでおり、今季も新しい啓発活動を行っている」

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スタッド・ランスとしては現在のところ伊東純也と連帯を続ける一方、この週刊誌報道の真偽を確かめるための捜査の行方を見守っていくと明らかにしている。

スタッドランス、性的暴行報道の伊東純也に「連帯しつつ、注視する」と声明