スマートフォンやスマートウォッチなどのモバイルデバイスは、私たちの日常生活において不可欠な存在だ。となると、お気に入りのデバイスに合わせて、周辺機器にもこだわりたい人もいるだろう。
【画像】枕元に置いてナイトスタンドとしてもピッタリ 『BoostCharge Pro 2-in-1 ワイヤレス充電ドック』
そこで今回オススメしたいのが、Belkin『BoostCharge Pro 2-in-1 ワイヤレス充電ドック』だ。この製品は、AppleのMagSafe規格に対応しており、15Wの高速ワイヤレス充電が可能なほか、iPhoneとApple Watchを同時に充電できる。
今回、Belkinから『BoostCharge Pro 2-in-1 ワイヤレス充電ドック』をお借りしたので、製品の紹介と使用感をレビューしていく。洗練されたデザインでインテリアとしてもピッタリなので、コンパクトかつストレスフルな充電スタンドを探している方は、ぜひ本稿を参考にしてみてほしい。
■マットな質感でインテリア性にも優れる シンプルかつスタイリッシュなデザイン
『BoostCharge Pro 2-in-1 ワイヤレス充電ドック』はMagSafe 15Wを搭載した、シンプルかつスタイリッシュなデザインの充電ドックだ。価格は19,800円（税込）となっている。
さっそく箱を開封してみると、同梱物は本体と取扱説明書のみ。電源ケーブルはUSB-Cタイプを採用しており、長さ1.5mのものが付属する。
なお、Amazonや家電量販店などで購入すると、別途30Wの充電器を用意しないといけないので注意が必要だ。Apple Storeで販売されているものに限り、追加で30WのUSB-C充電器が同封されている。
本品は、グレーとホワイトの2色が用意されており、今回レビューするのはグレーだ。製品の手触りはマットな質感となっており、リビングやデスクだけでなく、寝室のナイトスタンドとして使用しても違和感のない、インテリア性の高いデザインだ。
ちなみに、本製品の素材には使用済みリサイクルプラスチックが少なくとも60%以上使われており、サステナブルであることを念頭に置いて開発されたとのことだ。
■iPhoneの「スタンバイ」機能と組み合わせるとまるでスマート家電のような見た目に
それでは、実際にiPhoneとApple Watchを充電してみよう。『iPhone 13 Pro』と『Apple Watch Series4』をスタンドに設置してみると、ヌルっとマグネットで固定される。筆者のデバイスの場合だと、それぞれ約30分で20％から80%程度まで充電されていた。
スタンドは0～70度の範囲で角度調整ができ、iOS17以降にアップグレードされたiPhoneであれば、本体を横に設置することで「スタンバイ」機能も使える。設置する場所に合わせて、「スタンバイ」のウィジェットを調整すれば、スマート家電のような様相を見せてくれる。
iPhoneのナイトモードをONにすれば、寝室のナイトスタンド用としても申し分ない。筆者は就寝前に映画やアニメを視聴することが多いので、わざわざ手に持たずに動画を見れるのはありがたかった。
またMagSafe部分のスタンドを水平にすれば、AirPodsも充電できる。それからMagSafeが搭載されていない『iPhone11』以前の機種でも、充電自体には対応しているので、もしお手持ちの機種がMagSafeに対応していなくても安心してほしい。
Apple製品に限らず、無線充電規格の「Qi（チー）」に対応したデバイスであれば、同様に水平に乗せれば充電可能だ。
なお本製品には2年間のメーカー保証と最大28万円（2,500ドル）のBelkin接続機器保証（CEW）が付帯する。万が一、充電中にスタンド本体や端末に不具合が起きても、Belkinから保証を受けることが可能だ。
■満足度の高い製品だが、人によっては3-in-1が欲しくなるかも？
『BoostCharge Pro 2-in-1 ワイヤレス充電ドック』はシンプルかつコンパクトなデザインで、MagSafeによる15W給電、iPhoneのスタンバイ機能にも対応した最新機器だ。実用性の高さとインテリアとしてのデザイン性にも優れた製品をお探しの方であれば、確実に満足できるガジェットだといえる。
ただ、個人的にはiPhoneとAirPodsを同時に充電できないのはネックだった。筆者同様にiPhoneとAirPodsの組み合わせで所持しているユーザーなら、この点は不便に感じるだろう。もしiPhone・Apple Watch・AirPodsすべてを同時充電したいなら、3-in-1タイプのモデルを選ぶのがおすすめだ。ぜひ検討してみてほしい。
（写真・文＝かめふみ）
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