叔父ジンマン(イ・ドンウク)亡き後、殺し屋集団から突然命を狙われることになった主人公・ジアン(キム・へジュン)のサバイバルを描く韓国ドラマ「殺し屋たちの店」の第5、6話が1月31日に配信された。全8話の同作も折り返し後半戦に突入し、ドンウク、ヘジュンらが本気で挑んだ強烈なアクションシーンが目白押し。息つく暇も与えない展開で視聴者を引き込んだ。(以下、ネタバレがあります)

【写真】“韓国のアンジェリーナ・ジョリー”クム・ヘナが見事なアクションを披露!

■ジアン、究極の選択を迫られる

叔父ジンマンから“殺し屋御用達のオンライン兵器販売サイト”を遺産として引き継ぐことになった女子大生ジアンの生き残りを懸けた戦いを描く「殺し屋たちの店」。「コネクト」(2022年)の若手実力派・へジュンと「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」(2016年)の死神役で日本でも人気の高い俳優・ドンウクがメインキャストを務めるディズニープラス「スター」オリジナルシリーズだ。

ジアンの唯一の味方と思われた同級生ジョンミン(パク・チビン)のショッキングな裏切りで幕を閉じた4話に続き、5話ではサイトを引き継ぐか放棄するかの選択を迫られるジアンの姿が、そして6話では遡ること14年前、ジンマンの傭兵時代の因縁が描かれた。

■出演者イチ押しシーンが目白押し!

先の読めないミステリアスな展開で視聴者の興味を引きつけてきた前半戦を経て、ストーリーが大きく動いた5、6話は迫力のアクションシーンも立て続けに展開。サイトを引き継ぐ覚悟を決めたジアンは、4話から引き続き殺し屋との闘いの前線に立つミンへ(クム・ヘナ)と合流。室内に侵入してきた男たちを相手に、激しい接近戦を繰り広げた。

今作のため、ジアン役のヘジュンムエタイを、ミンへ役のヘナはグラップリング(関節技や締め技)を徹底的に特訓したという。5話には、そんな2人の見せ場も登場。インタビューでジアン役のヘジュンが「すごく体格のいい傭兵と戦うシーンがあるんですが、本当に死に物狂いで頑張ったので期待していただければ」と自信をのぞかせていた場面や、ドンウクが「クム・ヘナさんが逆さまになって回転しながら銃を撃つシーンに惚れました」と話していたシーンも登場し、聞きしに勝る迫力と完成度で視聴者の度肝を抜いた。

一方、ジンマンの傭兵時代がメインに描かれた6話では、お待ちかねのドンウクによるアクションもたっぷり。ドンウクが会見で「特殊部隊で使う実践的なテクニックを練習した」と話していた通り、ジンマンと宿敵ベイル(チョ・ハンソン)が互いにショートナイフを構え、瞬く隙も与えないスピード感あふれるリアルな接近戦アクションを繰り広げた。

■元天才子役パク・チビン、まさかの…

ストーリーもいよいよ佳境へ。特に5話では、場面が<過去>と<現在>を細かく行き来し、ジョンミンがジンマンに近づいていく過程がじっくり描かれた。

ジョンミン役のパク・チビンは、幼い頃からドラマ「イ・サン」(2007年)の主人公イ・サンの幼少期や韓国版「花より男子~Boys Over Flowers」(2009年)の主人公クム・ジャンディ(=牧野つくし)の弟役などを演じてきた元“天才子役”。善良な同級生といった雰囲気だったジョンミンが突如、サディスティックな裏の顔を見せる展開に驚きの声が上がった。

■壮絶なアクションに視聴者も大興奮!

盛りだくさんの展開に、視聴者からも「面白過ぎる!」「アクションシーンすごすぎ。瞬きもできなかった」「ジンマンはもちろん、ミンへ姉さんの足技カッコよかった!」「まず脚本が面白い。そういうことだったのね、の連続!」といった興奮の声が上がった。

殺し屋たちの店」は現在6話までディズニープラスのスターで独占配信中。2月7日(水)には第7話と最終回となる第8話が配信される。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

ジンマン(イ・ドンウク)「殺し屋たちの店」より/(C) 2024 Disney and its related entities