皆さんは、家族に感謝したことはありますか? 今回は「男手ひとつで育ててくれた父」にまつわる物語とその感想を紹介します。 イラスト:エトラちゃんは見た!

父に育てられてきた

ものごころがつく前に母が亡くなり、男手ひとつで父に育てられてきた主人公。 父は仕事が忙しいものの、毎年必ず主人公の誕生日だけは一緒に祝ってくれました。 しかしある年の誕生日、父はいつまで経っても帰ってこず…。 翌朝、仕事で遅くなってしまったと謝る父に、主人公は「私のこと嫌いなの!?」と言い放ったのです。 その後、父にひどいことを言ってしまったと後悔した主人公は、祖母に父のことを相談しました。 すると祖母は、父から電話があったと言って…。

父が落ち込んでいた

出典:エトラちゃんは見た! 祖母から、父が「父親失格だ…」と落ち込んでいたことを聞かされた主人公。 父の思いを知った主人公は、帰宅後、父と仲直りをしました。 そして後日、授業参観で家族についての作文を発表することになった主人公は「世界一のお父さんです」と父への感謝を読み上げました。 授業参観に参加していた父は主人公の言葉に感動し、涙を流して喜んだのでした。

読者の感想

主人公との時間を大切にしたい一方で、どうしても外せない仕事もありますよね…。 父の気持ちが主人公にしっかりと伝わってよかったです。 (20代/女性)
誕生日に親の帰りが遅くなり、嫌われていると勘違いしてしまう主人公の気持ちに共感しました。 最後は仲直りができ、素敵な作文が書けたようでよかったです。 (50代/女性)
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