リヨンアルジェリア代表FWサイード・ベンラーマ(28)の獲得とん挫に声明を発表した。

リヨンの主張によると、ベンラーマを巡っては今冬のマーケット閉幕が目前となるなか、すべてで合意に達してはいたが、ウェストハム側の手続きが完了せず、破談となってしまったようだ。

イギリススカイ・スポーツ』によると、この移籍は買取義務を伴う総額1500万ポンド(約27億9000万円)以上のローン契約だったとのことで、選手本人も現地に向かっていたという。

よもやのリーグ・アン16位に沈む状況からの巻き返しを期して、冬補強に力を入れていたリヨンは「サイード・ベンラーマの移籍が失敗した理由」と題して、ウェストハム側の不備を主張した。

「ウェストハムからの移籍をまとめるため、木曜日(1日)にサイード・ベンラーマをリヨンに迎え入れることができ、嬉しい思いだった。両クラブは一時的な移籍契約に署名を済ませ、リヨンはこの移籍が円滑かつ透明性をもって進められるようDNCG(フランスサッカーの財政監視機関)の承認を得ていた」

「しかしながら、夕方初めにリヨンがすべての管理データを専用のFIFAプラットフォームに入力していたにもかかわらず、ウェストハムは再々の注意、そして電話でのやり取りもありながら、技術的な手続きを始めなかった」

イングランドのクラブがこうした相互的な行動をとらなかったことと、そうした不可解な行為を受け、疑問が生じたため、国際移籍証明書の発行を期限内に要求できなかった」

リヨンは組織と選手に対して、ウェストハムの著しい敬意欠如を示すこの事態と決定を深く遺憾に思う。クラブとしては後日、この取引を検証するために必要なすべての適切な手続きを開始し、必要に応じてウェストハムの責任を問う権利を留保する」

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