ベティスは1日、オサスナからFWチミー・アビラを、ガラタサライからFWセドリック・バカンブを完全移籍で獲得したことを発表した。なお契約期間は、前者と2027年夏まで、後者とは2026年夏までと併せて伝えている。

 1994年2月6日生まれのチミーは現在29歳。身長172cmの“ゴラッソマシーン”は、母国アルゼンチンで壮絶なプロキャリアを送った後、2017年夏に国外初挑戦としてウエスカに加入した。すぐさま主力に定着し、印象的なゴールを量産すると、2019年夏からはオサスナに在籍。途中2度の前十字靭帯断裂で、計1年以上の離脱を強いられたが、クラブ公式戦通算123試合に出場し29得点10アシストを記録していた。

 1991年4月11日生まれのバカンブは現在32歳。フランスのソショーでプロキャリアを始めると、ビジャレアルや北京国安、マルセイユなど6カ国・8クラブに在籍。昨夏に、一度もプレーすることがないままアル・ナスル(UAE)からガラタサライに加入した同選手は、ここまで公式戦16試合に出場し2得点1アシストを記録していた。また、世代別のフランス代表歴があるものの、フル代表ではコンゴ民主共和国代表を選択しており、通算42キャップを誇っている。

 ベティスは今冬、CFボルハ・イグレシアスがレヴァークーゼンへと、右WGルイス・エンヒキがボタフォゴへと移籍。その後釜としてチミーとバカンブに白羽の矢を立てている。

ベティスは1日、FWチミー・アビラと、FWセドリック・バカンブの獲得を発表 [写真]=Getty Images