原作漫画は累計発行部数1億5000万部を突破!2019年から始まったアニメ「鬼滅の刃」シリーズの最新作『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』が本日より公開。本作では、刀鍛冶の里を舞台に、炭治郎(花江夏樹)と上弦の肆・半天狗(古川登志夫)との激闘の決着と禰豆子(鬼頭明里)の太陽克服を描いた「刀鍛冶の里編」の最終話=第十一話を“劇場初上映”し、春にフジテレビ系にて放送開始となる「柱稽古編」の第一話も“世界初公開”する。

【写真を見る】「柱稽古編」第一話には、「遊郭編」で激闘を繰り広げた音柱・宇随天元も新ビジュアルで登場!

刀鍛冶の里編」といえば、炭治郎禰豆子不死川玄弥(岡本信彦)ら人気キャラクターたちが文字通り命を懸けて戦う迫力のアクションはもちろん、炭治郎禰豆子の絆の深さを感じ取ることができるシーンも見逃せない。そして来たる鬼舞辻無惨(関俊彦)との決戦に向けた、柱稽古の開幕を描く「柱稽古編」第一話では、鬼殺隊最高位の剣士である「柱」たちの存在感に圧倒されること間違いなし。本稿では、まるで「鬼滅の刃」の世界観に入り込んだような臨場感を味わえる、極上の映画体験を提供するIMAXでの見どころを紹介していく。

■激闘が続く「鬼滅の刃」!冒頭からその世界へいっきに引き込まれる

2019年4月の『テレビアニメ「鬼滅の刃竈門炭治郎 立志編』からはじまったアニメ「鬼滅の刃」。2020年10月には『劇場版「鬼滅の刃無限列車編』が公開され、2021年から2022年にかけて『テレビアニメ「鬼滅の刃無限列車編』『テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編』が放送・配信、2023年2月には『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』が劇場公開され、同年4月からは『テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』が放送・配信と、人気を誇っているシリーズだ。

最新作である『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』も、冒頭からいっきに観客を引き込む。『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』(23)でも好評だった、映画冒頭で流れるスペシャルアバンが、本作にも登場。前作では炭治郎のこれまでの物語をLiSAが担当した「紅蓮華」(『テレビアニメ「鬼滅の刃竈門炭治郎 立志編』)、「明け星」(『テレビアニメ「鬼滅の刃無限列車編』)のオープニングテーマと共に振り返ったが、本作では、禰豆子を人間に戻すために強力な鬼たちと激闘を繰り広げてきた炭治郎の歩みをFictionJunction feat.LiSAによる「from the edge」(『テレビアニメ「鬼滅の刃竈門炭治郎 立志編』)、LiSAによる「白銀」(『テレビアニメ「鬼滅の刃無限列車編』)、Aimerによる「朝が来る」(『テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編』)と、歴代エンディングテーマと共に堪能できる。「鬼滅の刃」を彩ってきた人気アーティストたちの楽曲を重厚なサウンドで楽しみながら、これまでの炭治郎たちの軌跡をIMAXの大画面で辿ることで、すぐに「鬼滅の刃」ワールドへ没入できる。作品を彩ってきた珠玉のエンディングテーマが、エモーショナルなシーンの数々をより感動的に届けてくれるはずだ。

■神すぎる「鬼滅の刃」のアクションを高める“極上の音”!

刀鍛冶の里編」では、半天狗を倒すべく、炭治郎たちが森中を駆けまわる。視野全面を覆うよう設計されたIMAXの大スクリーンではまるで自分が半天狗を追いかけているような没入感が味わえるだけでなく、炭治郎“渾身の一刀”を振りぬくシーンや、「柱稽古編」での柱たちの描写の細かさを、存分に堪能できるはず。その没入感を高めるのは、“音”だ。これまでも放送・配信時には「劇場で観たい作品」とSNSを騒がせてきた本シリーズ。身体中に響きわたるような刀や攻撃の効果音、技の威力のすさまじさは、ぜひ従来のスピーカーよりも広い音域をカバーするIMAXの極上の音響設備で体感してほしい。

圧倒的な強さを誇る柱のアクションこそ、そのすごさを大スクリーンで堪能したいもの。「刀鍛冶の里編」では炭治郎たちが繰り広げるスピーディーでキレのあるアクションはもちろん、恋柱・甘露寺蜜璃(花澤香菜)のしなやかな動きも見もの。筋肉密度が高い甘露寺は、あのかわいい見た目からは想像できない強さを印象づける。ムチのように動く日輪刀を自由自在に操り、高速で動く様はまさに柱だ。

静かながら底知れぬ強さを感じる霞柱・時透無一郎(河西健吾)が、上弦の伍の鬼・玉壺(鳥海浩輔)との戦いを終え、炭治郎刀鍛冶鋼鐵塚蛍(浪川大輔)が研いだ刀を繋ぐシーンは、放送・配信時に大きな話題となった。無一郎が本来の自分を取り戻した姿にも心が揺さぶられる。息もつかせぬ攻防を繰り広げるなか、しっかりと心を掴むシーンが盛り込まれているのも本シリーズの大きな魅力だ。

■声優たちの魂の熱演、音楽を最高の環境で聴き遂げよう

刀鍛冶の里編」では、炭治郎のモノローグが多く描かれる。半天狗の頚を斬るため、全力で雄たけびを上げる力強さには手に汗を握り、一緒に闘っているような感覚になる。そして多くの視聴者の涙を誘ったのは、半天狗に襲われる里の人々と、太陽の光を浴びてしまう禰豆子とを前にした炭治郎の葛藤を描くシーン。そんな炭治郎を、魂の熱演で表現した花江の声は、IMAXサウンドならより緊迫感が増すはず。繊細な音までもしっかり捉えることができるのもIMAXで鑑賞する醍醐味と言えるだろう。

そして壮大な音楽を全身に浴びれば、感動も倍増するはず。禰豆子の言葉を、澄んだ深みのあるサウンドを実現するIMAXスピーカーを通して聴けるのも胸アツポイントだ。

また「柱稽古編」では、「刀鍛冶の里編」で炭治郎たちと共に戦った無一郎、蜜璃に加え、冨岡義勇(櫻井孝宏)、宇髄天元(小西克幸)、胡蝶しのぶ(早見沙織)、伊黒小芭内(鈴村健一)、不死川実弥(関智一)、悲鳴嶼行冥(杉田智和)らが登場。柱を演じる声優陣の声も高精度なIMAXの音響システムで堪能できるのはもちろん、彼らのアクションも楽しめる。久々に登場する柱たちも多くいるので、圧倒的な没入型映画体験ができるIMAXで彼らの雄姿を焼き付けてほしい。

禰豆子の「禰」は「ネ+爾」が正式表記

※鬼舞辻の「辻」の部首は「いってんしんにょう」が正式表記

文/タナカシノブ

『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」絆の軌跡、そして柱稽古へ』はIMAX推し!/[c]吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable