Netflixと巨額の契約を結んだヘンリー王子とメーガン妃。暴露が注目を集めた『ハリー&メーガン』のほかは今一つの成績となったが、新たにプロジェクトを準備していることがわかった。

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 Peopleによると、同社のチーフコンテンツオフィサーのベラ・バジャリアがプロモーションイベントNext on Netflixで語ったもの。「彼らはブランドンリーグと組んで台本なしの作品を数本準備しています」と述べており、ドキュメンタリー作品が控えているようだ。

 「映画1本とシリーズもの、脚本のないシリーズも手掛けており、すべてごく初期の段階にあります」と続け、「映画が最高です」と述べたそうだ。2人の制作会社アーチウェル・プロダクションでは昨年、Netflix向けにカーリーフォーチュンの小説「Meet Me At The Lake」の映画化権を獲得。なおこの小説は、王子と妃の出会いの物語にそっくりだとされている。

 2020年に王室を離脱し、メーガン妃の故郷米カリフォルニア州に居を構えた夫妻。移住後にNetflixと契約し、出会いから王室離脱までを赤裸々に綴った『ハリー&メーガン』や、世界のリーダーについて描いた『世界を導くリーダーたち:信念は社会を変えた!』、王子が立ち上げた負傷兵のためのチャリティスポーツイベントを追う『ハート・オブ・インビクタスー負傷戦士と不屈の魂―』を公開したが、予定していたアニメーションシリーズはお蔵入りとなるなど、苦戦を強いられていた。

 なお夫妻は昨年6月、ポッドキャストの独占契約を結んでいたSpotifyと契約を解除。Netflixの動向にも注目が集まったが、NetflixではPeopleに対し、アーチウェル・プロダクションとの契約を維持することを明らかにしていた。

ヘンリー王子&メーガン妃のNetflix新プロジェクトが明らかに (C)AFLO