アリアナ・グランデは、ニュー・アルバム『エターナルサンシャイン』について当初から大きな計画を持っていた。現地時間2024年2月1日に投稿されたインスタグラムの動画では、彼女がリパブリック・レコードのチームと行った初期展開ミーティングの様子が捉えられており、そこで彼女はこの作品が「本当に弱さを見せている」もので、「コンセプト・アルバム」であることを明かしている。

 この映像でアリアナは、「色々溢れ出して、すごく早く起こっているんですよ」と述べており、WGA(全米脚本家組合)とSAG-AFTRA(映画俳優組合・米テレビ・ラジオ芸術家連盟)のストライキによって、彼女がグリンダ役で出演する映画『ウィキッド』の撮影が一時中断を余儀なくされたと同時に自身のアルバムのレコーディングを開始したことを明かしている。「コンセプト・アルバムのようなものなんです、同じ物語、同じ体験のさまざまな盛り上がりの断片だから」と彼女はチームに説明している。

 そして少し声を詰まらせながら、「変に感情的になっちゃった。しっかりしなさいよ!」と自分を鼓舞しつつ、「楽曲の中には本当に弱さを見せているものもあるし、みんなが私に期待するような役を演じて楽しんでいるようなものもあるんです」と続けている。

 アリアナはまた、スタジオでアルバム制作に取り組んでいる写真や、ジャケットのアートワークを撮影している写真もビデオに盛り込んだ。「これはみんなのお気に入りになると思うな。私はそう」と彼女はインスタのストーリーで書いている。

 この新しい投稿の数日前に、アリアナは『エターナルサンシャイン』のトラックリストから2曲のタイトルをSNSで公開していた。3月8日にリリースされる13曲のうちの1曲目は「intro (end of the world)」、5曲目はアルバムのタイトル曲となる。

 トラックリストの9曲目は、今月初めに米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で初登場首位を飾ったリード・シングル「yes, and?」だ。この楽曲でアリアナは同チャートで8曲目の1位を獲得した。

アリアナ・グランデ、ニューALは“コンセプト・アルバム”で“自分の弱さを見せている”と語る