お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志に浮上した性加害疑惑で、新たな展開があったとしてネット民がザワついている。

 松本をめぐっては、2015年に都内高級ホテルで行われた飲み会で一般女性への性加害があったと週刊文春が報道。「恐怖の一夜」との表現を使いながらスピードワゴン・小沢一敬に集めさせた女性A子さん・B子さんに「俺の子ども産めや!」などと行為を迫ったと記載するも、松本はこれを事実無根だとして提訴した。

 しかし、その後も文春にはC子さん、D子さん、E子さんらの証言が相次いで寄せられ、今回新たに東京都渋谷区マッサージサロンに勤務するI子さんが“被害”を証言したのだ。

「記事によると、サロンは、大河女優やスポーツ選手も通う有名店だそうです。そこを訪れた松本が、新人セラピストに口で下腹部を愛撫することを強要し、精神的ショックで女性はその日のうちに店を退職。すぐに店は松本を出禁扱いとするも、翌日。松本が偽名を使って再び来店し、今度は別のセラピストであるI子さんが『性的なサービスは当店では行なっていない』と説明するも同じく口での性的行為を強要され、ショックPTSDの診断を受けたとのことです。これまでの文春報道では、ネット上の反響として、『ホテルの飲み会に自ら参加した女性が悪い』『なぜ被害女性は警察ではなく週刊誌に告発するの?』といった声も聞こえましたが、今回のI子さんは今年1月13日に意を決して警視庁渋谷署強行犯捜査係の巡査部長に『あの日、私は松本さんから被害を受けました』と相談。“被害”の場は性的サービスを行わない著名マッサージ店ということもあり、ネットには『とうとう出たね。。。』『松ちゃん、もうこれはアウト』『警察に行ったということは覚悟も大きいだろうから、松本はかなりヤバいと思う』『これはアカン』『飲み会行く女が悪い、警察行けよって言ってた人、これでも擁護できるの?』などの反応が並んでいます」(テレビ誌ライター)

 また、今回の件を受け、2019年3月に自宅へ派遣されたマッサージ店勤務の女性従業員への強制性交罪で逮捕された元俳優・新井浩文のケースと比較する声も出ている。松本の場合、“事件”が起きたとされるのは2014年で、すでに強制わいせつ罪の公訴時効である7年は過ぎているという違いはある。が、文春砲の第5弾は、少なくともネット上の反響を見る限りでは、大きな転換期を迎えたようなインパクトを与えたようだ。

(木村慎吾)

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