韓国の次世代グローバルボーイズグループNCTの人気メンバー・ウィンウィンの初主演ドラマ「25時間恋愛」(毎週金曜3話ずつ新エピソード公開)がHuluにて独占配信中。本記事では同ドラマの第9話~第11話を振り返る。 (以下、ネタバレを含みます)

【写真】ハー・ホンシャン(アン・ラン)らはゲームの宣伝にいそしむ

■「25時間恋愛」とは

同ドラマは、持ち前の美貌でかつてはモテモテだったものの、仕事に一直線なあまり今ではすっかり恋愛が億劫になってしまった年上女性アン・ラン(ハー・ホンシャン)と、一途に彼女を慕い続け、不器用ながらもひたむきにアプローチする年下男子イエン・ユエ(ウィンウィン)という美男美女が繰り広げる、甘く癒やされる“デザート”ラブストーリー。

■ユエはランに告白しようとするが…

ランは、会社のオリジナルゲーム「スキマの彼氏」の試作品を作るべく、忙しない日々を過ごしていた。そんな中、ランはユエとメッセージを送り合ったりと、第1話から比べると想像ができないほど、2人は距離を縮めていた。

一方、ユエはランに告白しようと決意する。きれいなセットアップを着こなし、花束を購入。ランを食事に誘い、告白する準備を着々と進めていく。ユエの表情は、ウキウキとしており、ランヘの思いが抑えきれない様子だった。

しかし、いざ告白しようと試みるが、なかなか踏み込むことができないユエ。そんなユエに追い打ちをかけるように、ランはユエの部屋から出て行ってしまう。ジュンから、「スキマの彼氏」の試作品のテスト結果に問題があるため、蘭盛に来てほしいという呼び出しを受けたのだ。

仕事だから仕方ないと思いながらも、せっかく用意した全てが台無しになってしまい、悲しい表情を浮かべるユエ。その姿は、憧れを抱いていたランに、自分から声を掛けることもできなかった学生時代のユエと重なり、心が締め付けられた。

■ユエがランにした真っすぐすぎる告白

ユエは、自分にできることがないかと考え、自分ができる限りの方法でランに尽くす。ランの電話に出てくれない有名声優に「スキマの彼氏」に出演してほしいと依頼したり、疲れたランのために癒やしの空間をプレゼントしたり、ユエはランのために一生懸命だった。

忙しそうなランを思い、しばらく告白することをグッと堪えていたユエ。しかし、酔っぱらい無防備に寝るランの姿に、気持ちが抑えきれなくなったユエは、静かに「好きだ」と告白する。ランが寝ていると思ったからこそ、素直に出た言葉なのかと思ったがそうではなかった。

翌朝、告白をしたタイミングでランが起きていたことを知ったユエ。改めて目を見て、ランに君が好きだと告げるのだ。逃げも隠れもしない真っすぐな告白。ようやくランを見守ることしかできなかった学生時代のユエもようやく救われた気がした。

■ランがユエへの恋心を自覚する

恋愛に臆病になっていたランは、ユエの告白を素直に受け取ることができないでいた。しかし、ユエが交通事故に遭ったことで、ランはユエが大切な存在であることを自覚することに。

ランはユエが運ばれたという病院に駆け付ける。泣きながらユエを心配するランに、ユエは「僕に会いに来たのか」と問う。すると、ランは「当然でしょ」と告げる。泣いているランとは対照的に、ユエはうれしそうに笑う。ランが自分のために心配してくれることが何よりもうれしかったのだろう。

そんなユエに、ランは「他にケガはないのか」とたたみ掛けるが、ユエは「彼女になって」「好きだ」「本気だよ」「君と一緒にいたい」と再び告白をするのだ。今回の件で、ユエを好きだと自覚したランは、ユエの告白を素直に受ける。2人の思いが一つになり、キスをするシーンはあまりに美しく、第9話から第11話の中でも印象深いシーンの一つとなった。

その一方で、両思いになったことで終わるドラマではないことも明らかだった。ランの元恋人・ジュンが待ち受けていたのだ。第11話では、ジュンとユエが激しくぶつかり合う展開に。ジュンはまだまだ諦める様子もなく、今後、ユエとランをかき乱していくことが予想される。

25時間恋愛」第9話~第11話は、ユエとランの思いが伝わり、いちゃいちゃするシーンを堪能できる他、恋のライバルとして本気を出したジュンががどのような行動をとるか気になるような内容になっている。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

NCT・ウィンウィンの魅力がギュッと詰まった「25時間恋愛」/(C)Tencent Technology (Beijing) Co., Ltd.